日産キャラバン MYROOM発売:おしゃれに車中泊ができる特装車 価格 552万円

日産自動車株式会社は2024年7月31日、車中泊ができるオシャレな、新テゴリー車両「キャラバン MYROOM」を8月下旬より発売すると発表しました。この新モデルは、昨年度に期間限定で販売された特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の標準モデルとして登場します。

車の概要:キャラバン MYROOMとは?

キャラバン MYROOMとは

日産キャラバン マイルーム(MYROOM)は、日産のバンであるキャラバン(CARAVAN)の特装車です。キャラバンは1973年に登場したキャブオーバータイプのバンで、現行モデルは2012年に登場した5代目キャラバンです。

2023年10月に期間限定の特別仕様車 キャラバン MYROOM Launch editionが発売。そして今回その標準モデルであるキャラバン MYROOMが発表されました。

キャラバン MYROOMの開発背景とコンセプト

新型日産キャラバン マイルームは、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間を求めるお客様のニーズに応えるために開発されました。このモデルは、お気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックスできるクルマとして位置づけられています。日産としてはこれまでにない新しいカテゴリーのクルマです。

特徴的な点

このモデルの最大の特徴は、車内を自在にアレンジできる多機能な室内空間です。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモード、ベッドルームモード、ダイニングルームモードなど、様々な用途に対応できます。キャンピングカーや車中泊ができるおしゃれな車として使用できます。

新モデルの詳細

新たに追加されたグレード

今回の発売にあたり、「キャラバン MYROOM」には新たに「プレミアムGX」グレードが追加されました。これにより、Launch editionの「GRAND プレミアムGX」グレードと合わせて、お客様により幅広い選択肢が提供されることになります。

新しいボディカラーの紹介

ボディカラーには、ベースモデルの「キャラバン」で好評を博している「ディープフォレスト」が新たに加わりました。これにMYROOM専用色であるサンドベージュ/ホワイト2トーンを含め、合計5色のラインアップが用意されています。

日産 キャラバン MYROOMのインテリアの特徴

インテリアには木目を豊富に使用し、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された雰囲気を実現しています。これにより、車内にいながらも高級感のある空間を楽しむことができます。

車内は、ベッドとテーブルの組み合わせにより、様々なモードに変更可能です。リビングルームモード、ベッドルームモード、ダイニングルームモードなど、用途に応じて自在にアレンジできます。

2列目に配置された2 in 1シートは、用途に合わせて簡単にアレンジすることができます。乗車移動時には程よい硬さで乗り心地を追求し、駐車時に後部座席側に反転させて使用する際には、柔らかなソファーのような座り心地を提供します。バックドアを開ければ、車内で自然の景色を楽しみながらくつろぐことができる設計になっています。

折りたたみベッドは2分割になっているため、自由なアレンジが可能です。これにより、限られた車内空間を最大限に活用することができます。MYROOM 跳ね上げベッドは、ワンアクションでベッド展開をすることができる便利な設計になっています。手を放してもしなやかに倒れてくるため、手を挟むことなく安全にベッドを展開できます。両タイプのベッドともに、ヘリンボーン生地を使用しており、シンプルながらもリッチなクオリティを表現しています。これにより、車中泊の際にも高級感のある空間で過ごすことができます。

スライドテーブルは、お好きな位置で固定したり、取り外したりすることができ、用途に合わせた活用が可能です。これにより、食事やワークスペースとして柔軟に使用できます。2 in 1シートやスライドテーブルを活用することで、まるで部屋にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことができます。これにより、車内でありながら、自宅のような快適さを実現しています。

日産 キャラバン MYROOMのエクステリアの特徴

エクステリアには、ブラックグリル、ブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなど、専用パーツを採用しています。これらのパーツにより、外観の印象を引き締め、MYROOMのオリジナルな雰囲気を演出しています。

リヤクオーターウインドウとバックドアには、MYROOM専用ステッカーを用意しています。これにより、外観からもMYROOMの特別感を演出しています。

日産 キャラバン MYROOMの電源システム

「キャラバン MYROOM」には、電気自動車「日産リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」を使用することができます。これにより、電源のない場所でも車内のAC 100Vコンセントを活用し、通常の部屋と同じように電化製品を使用することが可能です。

このポータブルバッテリーシステムにより、アウトドアでの使用時や災害時など、様々なシーンで電源を確保することができます。これは、MYROOMの利便性と実用性を大きく高める要素となっています。

日産 キャラバン MYROOMのグレードとオプション

「キャラバン MYROOM」には、様々なオプションが用意されています。メーカーオプションとしては、ワンタッチオートスライドドア、スライドドアオートクロージャー、バックドアオートクロージャー、寒冷地仕様などが選択可能です。架装オプションとしては、MYROOM跳ね上げベッドや車内カーテン+ウッドブラインド+ロールスクリーンのセットが用意されています。

「プレミアムGX」グレードと「GRAND プレミアムGX」グレードでは、標準装備の違いがあります。例えば、「GRAND プレミアムGX」グレードでは、ワンタッチオートスライドドアや両側のスライドドアオートクロージャー、バックドアオートクロージャーが標準装備となっています。

日産 キャラバン MYROOMの価格

新型日産キャラバン MYROOMの価格は552万円からです。

最も安いグレードは、2WD、QR20DEエンジン搭載の「プレミアムGX」グレードで、5,516,500円です。

最高価格帯のモデルは、4WD、4N16エンジン搭載の「GRAND プレミアムGX」グレードで、6,855,200円です。

日産 キャラバン MYROOMの発売時期

新型日産キャラバン MYROOMは、2024年8月下旬より発売される予定です。

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