トヨタ自動車は2026年2月11日(日本時間)、米国にて、3列シートSUV「トヨタ ハイランダー」に新たにバッテリーEV(BEV)モデルを追加し、世界初披露しました。2027年モデルとなる新型ハイランダーは、トヨタの北米事業体であるToyota Motor North America(TMNA)が発表したもので、米国市場では2026年後半から販売が予定されています。トヨタ初の3列シートBEVであり、米国内で組み立てられる初のBEVでもあります。

ちなみに日本では以前クルーガーとして販売されていましたが、2007年に販売が終了していました。しかし昨年トヨタは、米国関税への対応として、米国生産モデルのハイランダーを日本へ逆輸入して、日本で復活させる方針を発表しました。
ハイランダーは広い室内空間と優れた走破性により、都市部からアウトドアまで幅広いシーンに対応するファミリー層向けSUVとして高い人気を誇ります。今回のBEV追加により、環境性能と実用性を兼ね備えた新たな選択肢として、さらに多くのユーザーに訴求する一台へと進化を遂げました。
車の概要:トヨタ ハイランダーとは?
トヨタ ハイランダーは、2000年に米国市場で初めて発表され、2001年モデルとして発売を開始した3列シートのミッドサイズSUVです。初代モデルは日本でも「クルーガー」という車名で2000年から2007年まで販売されていました。ハイランダーは、トヨタ カムリと同じ乗用車ベースのプラットフォームを採用した先駆的なモデルで、乗用車のような快適な乗り心地と高い積載性を両立させた点が大きな特徴です。
2001年の発売以来、累計約360万台以上を販売し、北米を中心に高い支持を獲得してきました。2005年には2代目でハイブリッドモデルが追加され、プリウスに次ぐトヨタブランド2番目のハイブリッドSUVとして注目を集めました。2013年には3代目、2019年には4代目へとモデルチェンジを重ね、デザインや安全装備が進化してきた歴史があります。
今回発表された2027年モデルは第5世代に当たり、初のバッテリーEV仕様を設定したことが最大のトピックです。従来のガソリンおよびハイブリッド仕様に加え、フル電動パワートレインという新たな選択肢が加わったことで、ハイランダーは時代のニーズに応える多様なラインアップを擁するSUVへと進化を遂げました。

トヨタ ハイランダーのエクステリアデザイン
新型ハイランダーのエクステリアは「Best Experience Vehicle(最高の体験を提供するクルマ)」というコンセプトのもと、洗練された都会的な雰囲気と力強いSUVらしさを融合させたデザインが採用されています。チーフデザイナーの山田雅之氏は「SUVらしい堅牢なプロポーションを保ちながら、電動化による洗練されたハイテク感を追求した」と語っており、空力性能と室内空間、走破性のバランスを重視したスタイリングとなっています。
フロントフェイスでは、トヨタのシグネチャーである「ハンマーヘッド」デザインを採用し、細長いLEDデイタイムランニングライト(DRL)がメインヘッドライトと分離して配置されています。このフルレングスDRLは車両前面に統合され、幅広く力強い印象を演出します。厚みのあるスイープバックグリルと幾何学的なバンパーコーナーが、モダンで先進的なイメージを強調しています。
サイドビューは、フロントからリアに向かって滑らかに流れるテーパー形状のキャビンと、大きなウィンドウが特徴です。前後に張り出した幅広いフェンダーが力強さと安定感を表現し、滑らかなドアパネルがSUVの逞しさを際立たせます。セミフラッシュドアハンドルには電子ラッチ機構が採用され、リアスポイラーはリアピラーに滑らかに統合され、ブラック塗装のウィンドウトリムがシンプルかつ洗練されたスタイルを実現しています。

全体のプロポーションは、従来モデルよりも全高を約20mm低く抑え、全幅を約58mm拡大し、ホイールベースを約206mm延長することで、低重心でワイドなスタンスを獲得しました。ホイールをコーナーに近づけた配置により、俊敏で安定感のある外観となっています。
外装カラーは、新色の「スペルバウンド」をはじめ、ウィンドチルパール、ヘビーメタル、エベレスト、リザーバーブルー、ミッドナイトブラックメタリックなど単色6色に加え、スペルバウンド、ウィンドチルパール、ヘビーメタル、エベレストとブラックルーフを組み合わせたツートンカラーも用意されています。
トヨタ ハイランダーのボディサイズは、全長5,049mm、全幅1,989mm、全高1,710mmです。





トヨタ ハイランダーのインテリアデザイン
新型ハイランダーのインテリアは、開放感と上質な快適性、そして先進的なテクノロジーを融合させた設計となっています。運転席周りはドライバー中心のレイアウトで、カスタマイズ可能な12.3インチデジタルゲージクラスターと14インチの大型タッチスクリーンが配置され、ハードボタンで温度調整も可能です。オプションでヘッドアップディスプレイも用意され、視認性と操作性が高められています。

室内照明には64色から選択可能なアンビエントライトが標準装備され、シーンに応じた雰囲気づくりが可能です。さらに、このアンビエントライトは安全退出アシストシステムと連動しており、ドア開放時に危険がある場合には点滅して警告する機能も備えています。
シートには新デザインのSofTex(合成皮革)が全グレードに標準採用され、フロントシートにはヒーター機能が標準装備されます。上級グレードのリミテッドには、独自のテクスチャードパターンを施したシート、フロントシートのベンチレーション機能、セカンドローシートヒーターが追加されます。セカンドシートはキャプテンシート(2人掛け)が標準で、XLE AWDグレードでは3人掛けベンチシートも選択可能です。サードシートは大人2名が快適に座れるスペースを確保し、セカンドシートの電動ワンタッチ折りたたみボタンによって容易にアクセスできます。


収納スペースも充実しており、センターコンソールにはデュアルQiワイヤレス充電トレイが標準装備され、滑り止め加工と合成スエード素材で高級感が演出されています。USB-Cポートは車内各所に配置され、フロントシート背面にはセカンドシート用、リアウィンドウレッジにはサードシート用のポートが設けられています。セカンドシート用のHVACコントロールもセンターコンソール後部に配置され、操作性に優れています。また、オプションでリアウィンドウシェードも用意され、プライバシーと快適性が高められています。
ラゲッジスペースは、サードシートを使用した状態で約450リットル、サードシートを格納すると約1,291リットル以上の大容量を実現します。標準装備のハンズフリーパワーリフトゲートにより、荷物の積み降ろしも容易です。カップホルダーは車内に合計18カ所配置されるなど、細部まで利便性にこだわった設計となっています。





トヨタ ハイランダーの走行性能
新型ハイランダーの走行性能は、バッテリー電気自動車(BEV)ならではの低重心と瞬発的なトルクを活かした設計が特徴です。チーフエンジニアの布留川好則氏は「お客様の生活に寄り添い、鋭い加速フィールと静粛な乗り心地で笑顔をもたらすBEVを開発することが目標だった」と述べており、効率性とパワフルさの両立が図られています。
パワートレインは駆動方式によって異なり、FWD(前輪駆動)モデルでは最高出力221馬力(約165kW)、最大トルク198lb-ft(約268Nm)を発揮します。一方、AWD(全輪駆動)モデルでは338馬力(約252kW)、323lb-ft(約438Nm)というより力強い性能を実現しています。このAWDシステムには、マルチテレインセレクトやクロールコントロールといったオフロード走行支援機能も搭載され、都市部だけでなくアウトドアシーンでも高い走破性を発揮します。
バッテリー容量は、街乗り中心のユーザー向けに77.0kWhと、長距離移動やアウトドアを楽しむユーザー向けに95.8kWhの2種類が用意されています。航続距離は、XLE FWD 77.0kWhモデルで約462km(287マイル)、XLE AWD 77.0kWhモデルで約435km(270マイル)、XLE AWD 95.8kWhおよびリミテッドAWD 95.8kWhモデルで約515km(320マイル)を目標に開発されています。
充電性能も優れており、NACS(北米充電規格)ポートを標準装備し、全米数千カ所のレベル3 DC急速充電ステーションに対応します。バッテリープレコンディショニング機能により、バッテリーを充電に最適な温度に調整することで、理想的な条件下では約30分で10%から80%まで充電可能です。また、レベル1およびレベル2のAC充電にも対応し、120V/240Vデュアル電圧充電ケーブルが付属します。
さらに、ビークル・トゥ・ロード(V2L)技術を米国向けトヨタモデルとして初搭載しており、車両を移動電源として活用できます。テールゲートパーティーでの家電製品の使用や、停電時の自宅への電力供給など、多彩な活用が可能です。トヨタのCharge AssistやECO Charge機能と組み合わせることで、電気料金の安い時間帯や再生可能エネルギーを活用した充電もサポートされます。

トヨタ ハイランダーの安全性能・運転支援
新型ハイランダーには、最新世代のトヨタセーフティセンス4.0(TSS 4.0)が全グレードに標準装備されています。このシステムは、ハードウェアと検知能力がアップデートされ、以下の機能を含む包括的な運転支援技術を提供します。
プリコリジョンシステム(歩行者検知機能付、PCS w/PD)は、車両、歩行者、自転車、オートバイを検知し、特定の状況下で前方衝突の視覚・音声警告を発します。反応がない場合には自動緊急ブレーキが作動する仕組みです。全車速追従型ダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)は、時速約32km以上で設定可能で、先行車との車間距離を維持しながら追従走行をサポートします。
レーンディパーチャーアラート(ステアリングアシスト付、LDA w/SA)は、時速約48km以上で車線や道路端を検知し、意図しない車線逸脱を警告します。反応がない場合には穏やかなステアリング補正を行って車線維持を支援します。
レーントレーシングアシスト(LTA)は、DRCC使用中に車両を車線中央に保つようステアリング操作を支援します。ロードサインアシスト(RSA)は前方カメラで速度制限や一時停止標識などを認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示します。
TSS 4.0に加えて、トヨタのスターセーフティシステムとして、車両安定性制御(VSC)、トラクションコントロール(TRAC)、電子制動力配分(EBD)、ブレーキアシスト(BA)、アンチロックブレーキシステム(ABS)、スマートストップテクノロジー(SST)が標準装備されます。前後パーキングアシスト(自動ブレーキ付、PKSB)も全車標準です。

トヨタ ハイランダーの価格
トヨタ ハイランダーの新型BEVモデルについて、トヨタは米国での発売時期が2026年後半から2027年初頭にかけてとアナウンスしているものの、具体的なメーカー希望小売価格(MSRP)は発売日が近づいた時点で発表される予定となっています。
一方、北米市場における従来のガソリンおよびハイブリッドのハイランダーについては、2026年モデルでXLE AWDグレードが約45,270ドル(約688万円)からスタートしており、上級グレードのプラチナAWDは約54,675ドル(約831万円)という価格帯です。ハイブリッドモデルは約44,210ドル(約673万円)からとなっています。
日本市場への導入については、トヨタが2025年10月に日米貿易交渉の一環として米国生産の車両を日本に逆輸入する方針を発表しており、2026年からハイランダーを含む3車種が順次導入される見通しです。日本での価格は正式発表されていませんが、逆輸入時の諸費用や円レートを考慮すると、ハイブリッド4WD最上級グレードで約700万円台から800万円台が現実的な水準との予測があります。新型BEVモデルの日本導入および価格については、現時点で公式情報はありません。

トヨタ ハイランダーの発売時期
新型トヨタ ハイランダーのバッテリーEVモデルの発売時期は、北米市場において2026年後半から2027年初頭にかけて予定されています。この車両は米国ケンタッキー州ジョージタウンにあるトヨタ製造工場(TMMK)で組み立てられ、バッテリーは米国ノースカロライナ州リバティの新設バッテリー組立工場およびサプライヤーパートナーから調達されます。
日本市場については、トヨタが2025年10月に米国生産の車両を日本に逆輸入する方針を表明しており、2026年からハイランダーを含む3車種が順次導入されることが公式発表されています。ただし、この発表はガソリン・ハイブリッドモデルを対象としたもので、新型BEVモデルの日本導入時期については現時点で明確な情報は公開されていません。
トヨタ ハイランダーは日本で発売されるか
トヨタ ハイランダーの日本市場への導入について、トヨタ自動車は2025年10月に米国生産の車両を日本に逆輸入する方針を正式発表しており、ハイランダーは2026年から順次日本市場に導入される見通しです。この動きは日米貿易交渉を受けて国土交通省が検討している新制度を活用するもので、カムリやタンドラとともに米国生産車として日本に導入されます。
ハイランダーは初代モデルが2000年から2007年まで「クルーガー」という車名で日本国内で販売されていた経緯があり、約19年ぶりの復活導入となります。ただし、今回の日本導入に関する発表はガソリンおよびハイブリッドモデルを想定したものであり、2026年2月に発表された新型バッテリーEVモデルの日本導入については、現時点で公式なアナウンスはありません。
新型BEVハイランダーが米国で2026年後半から2027年初頭にかけて発売されることを考慮すると、日本への導入時期や仕様については今後の正式発表を待つ必要があります。電動化の進展とともに、日本市場でもBEVモデルの導入が検討される可能性は十分にあると考えられます。

トヨタ ハイランダーの辛口評価
トヨタ ハイランダーをあえて辛口で評価します。
まず、新型ハイランダーBEVは米国市場をメインターゲットとした設計であり、ボディサイズは全長約5,049mm、全幅約1,989mmと非常に大柄です。このサイズ感は日本の狭い道路や駐車場環境には明らかに不向きで、都市部での取り回しには相当な苦労が予想されます。日本市場への導入が検討されているとはいえ、実際に日常使いするには現実的でないサイズ感と言わざるを得ません。
次に価格面ですが、北米での従来モデルが約45,270ドル(約688万円)からスタートしており、BEVモデルはさらに高額になる可能性が高いです。日本への逆輸入時には諸費用や円レートの影響で700万円台後半から800万円を超える価格帯になることが予想されており、この価格帯であればプレミアムブランドの電動SUVや国産の高級車が十分選択肢に入ります。コストパフォーマンスの観点からは厳しい戦いを強いられるでしょう。
また、航続距離は95.8kWhバッテリー搭載AWDモデルで約515km(320マイル)とされていますが、これはあくまで開発目標値であり、実際の使用環境や気候条件によって大幅に短縮される可能性があります。特に冬場や高速走行時には航続距離が著しく低下するのがBEVの弱点であり、長距離移動やアウトドアでの利用を想定するファミリー層にとっては不安要素となります。
さらに、充電インフラの問題も無視できません。米国ではNACS規格に対応した充電ステーションが全国に整備されていますが、日本国内での充電環境は地域によって大きく差があり、特に地方や郊外では急速充電器の設置数が限られています。大容量バッテリーを搭載した大型SUVを日常的に充電する環境が整っているユーザーは限定的であり、実用性に疑問符がつきます。
V2L技術や先進的なインフォテインメントシステムなど魅力的な装備は確かに搭載されていますが、これらは高額な車両価格を正当化するほどの決定打にはならないでしょう。トヨタブランドとしての信頼性や品質は期待できるものの、日本市場においてハイランダーBEVが真に支持されるかどうかは、価格設定と実用性のバランス次第と言えます。

トヨタ ハイランダーのライバル車
新型トヨタ ハイランダーBEVの主なライバル車としては、以下のモデルが挙げられます。
まず、テスラ モデルXは3列シート7人乗りの電動SUVとして直接的な競合となります。圧倒的な加速性能と航続距離、充電インフラの充実度でBEV市場をリードしており、プレミアム志向のファミリー層に高い人気を誇ります。次にリヴィアン R1Sは、アウトドア志向の強い3列シートBEVとして、ハイランダーBEVと同様にアドベンチャーユースを想定した設計が特徴です。オフロード性能と先進技術を兼ね備えた点で競合します。
また、キア EV9は3列シート電動SUVとして、スタイリッシュなデザインと広い室内空間、比較的手頃な価格帯で注目を集めています。ファミリー層へのアピール力が高く、コストパフォーマンスで優位に立つ可能性があります。フォルクスワーゲン ID.Buzzも、ユニークなデザインと3列シート構成を持つBEVとして、ファミリー向け市場での競合となります。
従来型のガソリン・ハイブリッドSUVとしては、マツダ CX-90やホンダ パイロットが3列シートミッドサイズSUVとして同クラスに位置します。BEVではないものの、実用性と価格面で強力なライバルとなるでしょう。また、トヨタ自身のグランドハイランダーも兄弟車として競合する立場にあります。
日本市場においては、三菱 アウトランダーPHEVや日産 エクストレイルe-POWERといった電動化されたミッドサイズSUVも、価格帯とターゲット層が重なるため無視できない存在です。
トヨタ ハイランダーの主要スペック
2027年トヨタ ハイランダー BEV(北米仕様)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| グレード | XLE、Limited |
| 駆動方式 | XLE: FWD/AWD Limited: AWD |
| パワートレイン | バッテリー電気自動車(BEV) |
| バッテリー容量 | 77.0kWh / 95.8kWh |
| 航続距離(開発目標値) | XLE FWD 77.0kWh: 約462km(287マイル) XLE AWD 77.0kWh: 約435km(270マイル) XLE AWD 95.8kWh: 約515km(320マイル) Limited AWD 95.8kWh: 約515km(320マイル) |
| 最高出力 | XLE FWD: 221馬力(約165kW) XLE AWD: 338馬力(約252kW) Limited AWD: 338馬力(約252kW) |
| 最大トルク | XLE FWD: 198lb-ft(約268Nm) XLE AWD: 323lb-ft(約438Nm) Limited AWD: 323lb-ft(約438Nm) |
| 全長 | 5,049mm(198.8インチ) |
| 全幅 | 1,989mm(78.3インチ) |
| 全高 | 1,710mm(67.3インチ) |
| ホイールベース | 3,051mm(120.1インチ) |
| ラゲッジ容量(3列目格納時) | 約1,291リットル以上(45.6立方フィート) |
| ラゲッジ容量(3列目使用時) | 約450リットル(15.9立方フィート) |
| 乗車定員 | 7名(ベンチシート選択時) / 6名(キャプテンシート仕様) |
| 充電規格 | NACS(北米充電規格) |
| 急速充電時間 | 約30分(10%〜80%、理想的条件下) |
| 安全装備 | Toyota Safety Sense 4.0(TSS 4.0)標準装備 |
| インフォテインメント | 14インチタッチスクリーン、Toyota Audio Multimedia |
| メーター | 12.3インチデジタルゲージクラスター |
トヨタ ハイランダーのまとめ
2026年2月11日に発表された新型トヨタ ハイランダーBEVは、トヨタ初の3列シートバッテリー電気自動車として、ファミリー層に新たな選択肢を提供するモデルです。77.0kWhと95.8kWhの2種類のバッテリーを用意し、最大約515kmの航続距離を目標に開発されており、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応します。AWDモデルは338馬力という力強いパワーを発揮し、マルチテレインセレクトやクロールコントロールといった機能により、都市部からアウトドアまで多彩なシーンで活躍する実力を備えています。
インテリアは14インチの大型タッチスクリーンや12.3インチデジタルメーター、64色から選べるアンビエントライトなど先進的な装備が充実し、最大7名が快適に乗車できる広々とした空間が魅力です。V2L技術の搭載により移動電源としても活用でき、アウトドアや非常時にも役立ちます。安全面では最新のトヨタセーフティセンス4.0が全車標準装備され、高いレベルの運転支援と衝突回避性能を実現しています。
北米では2026年後半から発売が予定されており、日本市場への導入も検討されていますが、価格や発売時期については今後の正式発表を待つ必要があります。大柄なボディサイズや高額な価格帯といった課題はあるものの、トヨタブランドの信頼性と電動化技術の進化を象徴する一台として、今後の動向が注目されます。




コメント