スバル クロストレック ウィルダネスが日本発売決定!価格 約405万円から 500台限定販売の特別仕様車

2025年10月30日、株式会社SUBARUは、クロスオーバーSUV「クロストレック」に特別なモデル「WILDERNESS Edition(ウィルダネス エディション)」を設定し、発表しました。この注目のモデルは、現在開催中の「ジャパンモビリティショー2025」でも大きな話題を呼んでいます。北米市場で高い人気を誇る「ウィルダネス」ブランドのコンセプトを日本市場向けに表現したモデルで、そのタフでラギッドなスタイルが多くの来場者の関心を集めています。販売台数は500台限定で、2025年10月30日から11月30日までの期間、抽選販売の申し込みが受け付けられます。

​この新しいクロストレック ウィルダネスエディションはジャパンモビリティショー2025で展示されています。

車の概要:スバル クロストレック ウィルダネス エディションとは?

スバル クロストレック(Subaru Crosstrek)は、コンパクトなボディに本格的なSUVの性能を組み合わせ、都会からアウトドアまでこなせる多用途性で人気のクロスオーバーSUVです。そのルーツは「スバル XV」にあり、クロストレックという名称では2022年に登場したモデルが初代となりますが、XVから数えるとグローバルでは第3世代にあたるモデルです。

スバル クロストレックについては以下の記事で詳しく解説しています。

今回発表された「ウィルダネス エディション」は、このクロストレックをベースに、北米でスバルのアドベンチャーシーンを牽引するSUVブランド「ウィルダネス」のタフな世界観を日本市場向けに与えた特別なモデルです。より力強く、冒険心を掻き立てるデザインと機能性が追求されています。ジャパンモビリティショー2025のスバルブースでは、同じウィルダネスシリーズの北米仕様「アウトバック」と「フォレスター」も展示されており、ブランドの世界観をより深く体感できます。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのエクステリアデザイン

エクステリアは、「ウィルダネス」ブランドのコンセプトである「タフ&ラギッド」を際立たせる専用装備が満載です。傷がつきにくく、また傷がついても目立ちにくい「Deco-Boco Black塗装」を施したドアミラーカバー、ドアアンダーガーニッシュ、カーゴステップパネルが特徴的です。足元には、トーヨータイヤ製の本格オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T III」と、マットブラック塗装の17インチアルミホイールを装着し、オフロード性能の高さを視覚的に表現しています。その他にも、専用のフロントグリルやフードデカール、ヘッドランプやリアコンビランプのガーニッシュなどが装備され、リアには「WILDERNESS」のオーナメントが輝き、この車が特別なモデルであることを静かに主張しています。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのボディサイズは、全長4,480mm、全幅1,800mm、全高1,580mmです。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのインテリアデザイン

ウィルダネス エディションのインテリアは、ベースとなる「Touring」および「Limited」グレードに準じており、エクステリアのような大幅な専用装備の追加は発表されていません。しかし、クロストレックがもともと持っている機能的で使いやすい室内空間は健在です。広々とした視界や直感的に操作できるスイッチ類が、ドライバーの集中力を高め、安全運転をサポートします。北米仕様のウィルダネスでは、撥水素材のシートなどが採用されていますが、今回の日本仕様では、あくまでエクステリアと足回りを中心に「ウィルダネス」の世界観を表現したモデルとなっています。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションの走行性能

パワートレインには、2.0L水平対向4気筒エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載しています。このシステムは、日常の走行シーンでのスムーズな加速と優れた燃費性能を両立させています。駆動方式はもちろん、スバルが誇るAWD(常時全輪駆動)です。そして、このモデルの走行性能を最も特徴づけているのが、トーヨータイヤ製のオールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T III」の採用です。このタイヤは、オフロードでの高い走破性と、オンロードでの快適性や静粛性を両立しており、ウィルダネス エディションのアクティブなキャラクターを足元から支えています。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションの価格

スバル クロストレック ウィルダネス エディションの価格は405万5920円からです。
グレードごとの車両本体価格(消費税込み)は以下の通りです。

  • Touring WILDERNESS Edition: 405万5,920円
  • Limited WILDERNESS Edition: 409万9,920円

スバル クロストレック ウィルダネス エディションの発売時期

スバル クロストレック ウィルダネス エディションは、500台の限定生産モデルです。購入するには抽選に申し込む必要があり、その申込期間は2025年10月30日から2025年11月30日までとなっています。全国のSUBARU販売店で申し込みが可能です。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションは日本で発売されるか

はい、日本で発売されます。今回発表された「ウィルダネス エディション」は、日本市場向けに企画された500台限定の特別仕様車です。ジャパンモビリティショー2025でも実車が展示され、多くの注目を集めています。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションをあえて辛口で評価します。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションをあえて辛口で評価します。待望の「ウィルダネス」国内導入はファンにとって朗報ですが、その中身は少々物足りなさを感じるかもしれません。最も大きな点は、北米仕様に存在するリフトアップによる最低地上高の拡大や、よりパワフルな2.5Lエンジンといった「走破性」を本質的に高める改良が見送られていることです。日本仕様はあくまで専用パーツによる「見た目」のタフさの演出がメインであり、「ウィルダネス」の名が持つ本格オフローダーのイメージを期待すると、肩透かしを食らう可能性があります。また、ベースモデルからの価格上昇も大きく、専用エクステリアとオールテレーンタイヤにその価値を見出せるかどうかが、評価の分かれ目となりそうです。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのライバル車

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのライバルとなるのは、同じくコンパクトなサイズ感と、アウトドアテイストを強めたモデルたちです。

  • トヨタ ヤリスクロス(ADVENTUREグレード): コンパクトながら力強いデザインと、4WD性能に定評があります。
  • トヨタ カローラクロス: バランスの取れたサイズ感と使い勝手の良さで、幅広い層から支持されています。
  • 三菱 エクリプスクロス: 三菱独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」による高い悪路走破性が魅力です。
  • マツダ CX-30: 上質な内外装と、人馬一体の走りで、オフロードテイストとは異なる価値を提供します。

これらのモデルに対して、クロストレック ウィルダネス エディションは、スバル伝統のシンメトリカルAWDとe-BOXERによる走りの安定感、そして500台限定という希少性で差別化を図ることになります。

スバル クロストレック ウィルダネス エディションのまとめ

今回発表されたスバル クロストレック ウィルダネス エディションは、人気のコンパクトSUVに北米で成功を収めている「ウィルダネス」ブランドのタフな魅力を注入した、日本市場待望の特別仕様車です。専用デザインのパーツや本格的なオールテレーンタイヤを装備し、所有する喜びと冒険心を刺激する一台に仕上がっています。ジャパンモビリティショー2025でも実車が展示され、大きな注目を集めています。500台限定という希少性も相まって、個性的なSUVを求めるユーザーにとって見逃せない選択肢となるでしょう。

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