スーパースター大谷選手はプレゼントも規格外。今年ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定。契約は10年総額7億ドル(約1015億円)と米国のプロスポーツ史上最高額となったことで大きなニュースになりました。
その大谷選手からポルシェをプレゼントされたという投稿が話題になっています。
この記事ではその贈られたポルシェの車種について解説していきます。

大谷翔平選手からのプレゼント
大谷選手はロサンゼルス・ドジャースへの移籍時、チームメイトであるケリー投手から背番号「17」を譲り受けました。この番号は大谷選手にとって重要な意味を持っており、エンゼルス時代の背番号も17でした。自分の背番号を譲るというのは精神的に大きなことであり、ケリー投手がこれを譲ったことは大谷選手にとって非常に意義深いものでした。
そこで12月23日、背番号を譲ってくれたお礼として、ケリー投手の妻であるアシュリーさんへ大谷選手からポルシェがプレゼントされました。ドジャースの公式インスタグラムやX(エックス)、アシュリーさんのインスタグラムでそのシーンが投稿されました。一足早い大谷サンタのクリスマスプレゼントとなったようです。その動画では、夫のケリーから「これは君へのプレゼントだ。翔平がポルシェを贈りたいって」と言われ、驚きのあまり、言葉を失っている様子が収められています。
ケリー投手は、大谷選手からポルシェを贈られたことに対し、「彼がいい車を買ってくれなくても僕は背番号を譲るよ」とコメント。アシュリーさんは「人生で最もクールな日、ありがとう大谷翔平」と感謝のコメントを残しています。
大谷選手は、世界一に輝いたWBCで日本代表として一緒に戦ったヌートバー選手にセイコーウォッチの腕時計「グランドセイコーSLGH005白樺モデル」をプレゼントしたことも有名になりました。また、日本全国の小学校約2万校に3つずつ野球グラブを計6万個プレゼントすることも話題となりました。
今回のポルシェプレゼントは、規格外の大物であり、優しい大谷選手らしいエピソードに、日米のファンたちが魅了されました。

大谷選手が贈ったポルシェの車種はタイカン
2022年、大谷選手はポルシェとアンバサダー契約を結びました。ポルシェはドイツの高級スポーツカーブランドであり、大谷選手は「ポルシェドライビングアスリート」に任命されました。ポルシェのアンバサダーとしてwebやSNS、店舗や屋外広告に登場することとなりました。
そして大谷選手の愛車はEVスポーツカーのポルシェ タイカンターボS。今回アシュリーさんにプレゼントされたポルシェの車種は、同じポルシェ タイカンです。
ポルシェ タイカンとは?
ポルシェ タイカンの概要
ポルシェ タイカンとはポルシェ初のフル電動スポーツカーです。2015年にコンセプトカー「ミッションE」が発表され、2019年に量産モデルの「タイカン」がワールドプレミアされました。
ポルシェ タイカンは2020年に発売されました。タイカンはセダンタイプの「スポーツセダン」とクロスオーバーSUVタイプの「クロスツーリスモ」の2タイプがラインナップ。

ポルシェ タイカンのエクステリアデザイン
- フロントデザイン:タイカンのフロントは、ポルシェ特有の4つの点状LEDデイタイムランニングライトを備え、低く幅広いフロントグリルがスポーティさを強調します。
- サイドビュー:側面から見ると、タイカンは流線型のルーフラインと張り出したホイールアーチが目を引きます。これにより、ダイナミックで力強い印象を与えています。
- リアデザイン:後部には特徴的な狭いLEDストリップが横断し、モダンかつスタイリッシュな印象を与えます。スポイラーは車のパフォーマンスに合わせて調整され、エアロダイナミクスに寄与します。
- エアロダイナミクス:タイカンはCd値0.22という圧倒的な空力性能を誇ります。



ポルシェ タイカンのインテリアデザイン
- ポルシェアドバンストコックピット:GTマルチファンクションスポーツステアリングホイールと深くスポーティーなシートポジションが特徴で、曲面ディスプレイを含む先進的なインテリアがドライビング体験を高めます。
- デジタル化されたインテリア:ほぼ全ての機械式スイッチがデジタル式に置き換えられ、整然とレイアウトされた室内が特徴です。最大4つのディスプレイにより、ドライバーは注意を逸らすことなく直感的に操作が可能です。
- 湾曲16.8インチディスプレイ:インストゥルメントパネルは印象的なデザインで、湾曲した大型ディスプレイと、その両側に配置されたライティングおよびシャシー機能用のダイレクトタッチコントロールパネルにより構成されています。
- ヘッドアップディスプレイ:オプションのヘッドアップディスプレイは、主要なドライビング情報をドライバーの視界に直接投影します。
- ポルシェ コミュニケーション マネジメント(PCM):ダッシュボードの10.9インチセンターディスプレイにはPCMが搭載されており、オーディオ、ナビゲーション、コミュニケーション機能をコントロールするための中心的な役割を担います。
- 8.4インチセンターコンソール操作パネル:メニューバーからナビゲーション、メディア、Apple CarPlay、車両機能の設定などにアクセスでき、操作パネルでは充電状態やバッテリー残量などの確認も行えます。
- 全体的なインテリアデザイン:ポルシェのDNAが細部にわたって具現化されており、スポーツ感覚にあふれる無駄を排した明確なデザインが室内に広がっています。センターコンソールからダッシュボードに続くコンポーネントは、翼を広げたような形を持ち、宙に浮いているような印象を与えます。





ポルシェ タイカンの走行性能
タイカンの最上級モデル、タイカン ターボSはローンチコントロールとの組み合わせで最大560kW(761PS)のオーバーブースト出力を発揮。タイカンターボの最高出力は500kW(680PS)、ベースモデルは300kW(408PS)。タイカン ターボSの0-100km/h加速はなんと2.8秒。タイカンターボでは3.2秒。どちらもEVならでは圧倒的な加速性能を持っています。ターボSの航続距離は最大412km、ターボは450km。

ポルシェ タイカンの価格
日本でのポルシェ タイカンの価格は1286万円から2609万円です。
大谷選手の愛車は最上級グレードのポルシェ タイカン ターボSで、価格は2609万円。今回アシュリーさんにプレゼントされたタイカンのグレードは明らかになっていませんが、もし大谷選手と同じモデルであればなんと2609万円の車がプレゼントされたことになります。最も安いベースグレードでも1286万円と高価な価格です。

まとめ
大谷選手の愛車であり、プレゼントしたポルシェ タイカンはEVならではのパワフルな走りが魅力的なスポーツカーです。大谷選手のような世界的なスーパースターとなるとプレゼントも型破りになるんですね。
ポルシェタイカン 公式ページはこちら
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