独フォルクスワーゲン（Volkswagen：VW）は、高性能版ハッチバック ゴルフGTI（Golf GTI）の改良新型のティザーを公開しました。新型ゴルフGTIは2024年1月末にヨーロッパでワールドプレミア予定です。
まずフォルクスワーゲンは1月に米国で開催されたCES 2024でゴルフGTIのプロトタイプを公開しました。
さらに1月19日、フォルクスワーゲンのオフィシャルYouTubeチャネルでティザー映像となるデザインスケッチの動画「VW Golf GTI 2024: Exclusive Design Sketch」を投稿しました。動画は11秒と短いものですが、以下からご覧いただけます。
ティザー映像で公開されたスケッチから新デザインのバンパーやヘッドライトが確認できます。また、特徴であるバンパー内の5灯LEDフォグランプは改良新型モデルでも継続採用されています。全体的によりスタイリッシュな印象になるのではないでしょうか。
ゴルフGTIとはフォルクスワーゲンの大ヒットコンパクトカー ゴルフの高性能バージョンで、ドライビングパフォーマンス重視のいわゆるホットハッチと呼ばれるハッチバックモデルです。現行型ゴルフは2019年にフルモデルチェンジ世界初披露、2021年に日本で発売された8代目ゴルフ。2024年1月には8代目ゴルフのマイナーチェンジモデルの世界初公開を予定しています。
現行型のゴルフGTIは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、欧州仕様では最大出力245馬力、最大トルク37.7kgmを発揮します。トランスミッションは7速デュアルクラッチの「DSG」が採用されています。電子ディファレンシャルロックの「XDS」も装備されており、15mm低められたスポーツサスペンションが独自の乗り味を作り出しています。また、新開発のドライビングダイナミクスシステム「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」が搭載され、前輪駆動車としての新たなパフォーマンスの基準を作り上げました。
CES2024ではプロトタイプの公開とともに、インフォテインメントシステムの刷新についても発表されました。新型ゴルフには生成AIの「ChatGPT」をIDA音声アシスタントに統合した最新世代のシステムが搭載されます。これによりインフォテインメント、ナビゲーション、エアコン操作などで自然なコミュニケーションによるコントロールが可能となります。
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