三菱 新型デリカD:5の最新情報|価格 450万円で予約受付開始、今冬発売予定

三菱自動車は2025年10月29日、オールラウンドミニバン「デリカD:5」を大幅改良すると発表しました。予約注文受付は10月30日から開始され、ジャパンモビリティショー2025でのプロトタイプ参考出品を経て、今冬の発売が予定されています。​

車の概要:三菱 デリカD:5とは?

三菱 デリカD:5は、1968年に誕生したデリカシリーズの5代目モデルです。初代デリカは「デリバリーカー」を由来とする名前で、小型トラックおよび商用バンとして登場しました。その後、1979年に初代デリカスターワゴンが登場し、1982年には4WDモデルを追加するなど、本格的な4WDとしての歴史を築いてきました。

現行のデリカD:5は2007年1月に発売された5代目で、「ミニバンの優しさ」と「SUVの力強さ」を融合させた開発コンセプトのもと、優れた居住性と多才な積載性、そしてオフロードからオンロードまで対応する機動性・信頼性を兼ね備えた唯一無二のオールラウンドミニバンとして展開されています。2019年2月には大幅改良が行われ、三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用しました。初代から数えて累計販売台数は138万台以上を記録する、ロングセラーモデルです。​

そして2025年10月、マイナーチェンジした改良新型 三菱 デリカD:5が発表されました。

三菱 デリカD:5のエクステリアデザイン

新型デリカD:5では、フロントグリルとフロントバンパー、リヤバンパーがシンプルで立体感のある力強いデザインへと刷新されました。リヤゲートには「DELICA」ロゴをガーニッシュ内へ取り込むことで、よりシンプルでプレミアム感のあるデザインへと変更されています。​

ボディサイドには、ワイドで安定感のある足回りと高い走破性を想起させる新採用のホイールアーチモールが装備され、力強さを強調しギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイールが採用されました。ボディカラーは、人気のソリッド色調グレーに光の当たり方によってブルーのハイライトが映る特別なカラー「ムーンストーングレーメタリック」を採用した「ブラックマイカ」との2トーンを新たに追加し、2トーン5色、モノトーン4色の全9色展開となっています。​

三菱 デリカD:5のボディサイズは、全長4,790mm、全幅1,795mm、全高1,850〜1,870mmです。

三菱 デリカD:5のインテリアデザイン

新型デリカD:5のインテリアでは、8インチカラー液晶のディスプレイメーターが採用され、視認性が向上しています。金属調アクセントを採用したインストルメントパネルにより、先進性に加えてギア感とプレミアム感が高められました。​

センターパネルは傷つきに配慮したダークグレーとされ、シートには特別仕様車「CHAMONIX」でも好評のスエード調素材(撥水機能付)と合成皮革のコンビネーション生地が採用されています。ステッチは内装各部と同様のカーキ色とされ、より機能的で統一感のあるインテリアに仕上げられました。なお、このスエード調素材と合成皮革のコンビネーション生地は最上級グレードに標準装備となります。​

また、センターコンソールとフロアコンソールの下部にUSB Type-Cをそれぞれ2ポート追加し、利便性も大幅に向上しています。​

三菱 デリカD:5の走行性能

新型デリカD:5では、四輪を自在に制御することで車両運動性能を飛躍的に向上させる三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」が搭載されました。これにより、悪路走破性の向上と優れた直進安定性、意のままの操縦性が実現されています。​

4つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW)が設定され、路面状況に応じた最適な走行が可能となりました。さらに、下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールが採用され、さまざまな路面での走破性・操縦安定性が実現されています。​

エンジンは2.2Lクリーンディーゼルエンジンで、8速スポーツモードATとの組み合わせにより、パワフルかつ静かで滑らかな走りを提供します。​​

三菱 デリカD:5の安全性能・運転支援

新型デリカD:5では、三菱自動車の運転支援技術「e-Assist」が強化され、安全性能と利便性が向上しています。「衝突被害軽減ブレーキシステム」では、従来の車両と人物の検知に加えて、新たに自転車の検知が可能となりました。​

「誤発進抑制機能」では、後退時でもアクセルの踏み間違えに対応するようになっています。前後バンパーに搭載されたソナーにより、車両付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音で知らせる「パーキングセンサー」が追加されました。​

「マルチアラウンドモニター」では、従来からカメラ画質が約3倍高められ、両サイドビュー+フロントビュー画面や、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面が追加されることで視認性が大幅に向上しています。さらに移動物検知機能を採用することで、駐車場などでの周囲確認性も向上しました。そのほか、前方車両の発進を知らせる「先行車発進通知」が追加されるなど、より安全・安心・快適な運転をサポートしています。​

三菱 デリカD:5の価格

新型三菱 デリカD:5の価格は約450万円から約495万円です。これは今回の大幅改良モデルのメーカー希望小売価格(予定、消費税込)となります。​

2025年3月時点での現行モデルの価格帯は、エントリーグレードの「M」が約422万円から、最上級の特別仕様車「BLACK Edition」が約480万円となっています。主なグレードでは、「G」が約432万円、「G-Power Package」が約456万円、「P」が約467万円、「URBAN GEAR」が約445万円、特別仕様車「CHAMONIX」が約462万円から約472万円の価格設定です。

三菱 デリカD:5の発売時期

新型三菱 デリカD:5の予約注文受付は2025年10月30日から開始され、今冬の発売が予定されています。ジャパンモビリティショー2025でのプロトタイプ参考出品を経て、正式に市場投入される予定です。​​

なお、発売日前日までに成約したお客様には、ディーラーオプション7万円分がプレゼントされる予約注文特典が用意されています。​

三菱 デリカD:5は日本で発売されるか

三菱 デリカD:5は日本市場専用モデルとして開発・販売されている車種です。今回の新型モデルも全国の三菱自動車系列販売会社で予約注文の受付が開始され、今冬に国内で発売される予定となっています。​​

デリカD:5は1968年の初代デリカから数えて57年以上の歴史を持ち、日本国内で長く支持され続けているロングセラーモデルです。今回の大幅改良モデルも引き続き日本市場で販売されることが確定しています。​​

三菱 デリカD:5をあえて辛口で評価します。

三菱 デリカD:5をあえて辛口で評価します。まず、燃費性能については2.2Lディーゼルエンジン搭載モデルでJC08モード13km/L程度と、最新のハイブリッドミニバンと比較すると見劣りする数値です。環境性能の面では、競合するトヨタのノア/ヴォクシーなどのハイブリッドモデルに大きく水をあけられています。

最小回転半径が5.6mとMサイズミニバンとしては若干大回りで、都市部での取り回しにやや苦労する可能性があります。全幅1,795mmという3ナンバーサイズのため、狭い住宅街や立体駐車場では気を使う場面も多いでしょう。

また、価格設定も約450万円からと決して安くはなく、同クラスの一般的なミニバンと比較すると割高感は否めません。室内長や室内高については、競合する一般的なミニバンと比較してやや劣る部分もあり、純粋なミニバンとしての居住性を求めるユーザーには物足りないかもしれません。​​

三菱 デリカD:5のライバル車

三菱 デリカD:5のライバル車としては、マツダ CX-8が最も近い存在として挙げられます。デリカD:5はSUVに匹敵する悪路走破性を備えたミニバンという独自のポジショニングのため、同じミニバンカテゴリーではライバルが見当たりません。CX-8は典型的なクロスオーバーSUVフォルムながら3列シートを持ち、走破性と居住性を両立させている点でデリカD:5と競合します。

実際の購入検討時には、トヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンといった一般的なMクラスミニバンと比較されることが最も多いようです。これらの車種は価格帯や車格が近く、ファミリー層をターゲットとしている点で共通しています。

また、SUVとしてはスバル フォレスターなども比較対象となることがあります。デリカD:5の商品企画担当者も「クルマそのものとして競合する相手は存在しません」と述べており、独自のポジションを確立している車種といえます。

まとめ

三菱 デリカD:5は2025年10月29日に大幅改良が発表され、予約注文受付が10月30日から開始、今冬の発売が予定されています。1968年に誕生したデリカシリーズの5代目として2007年に登場し、「ミニバンの優しさ」と「SUVの力強さ」を融合させた唯一無二のオールラウンドミニバンとして支持を集めてきました。新型では、フロントグリルやバンパーのデザイン変更、ホイールアーチモールの追加により力強さが増し、8インチカラー液晶メーターやスエード調素材シートの採用で先進性とプレミアム感が向上しています。さらに四輪制御技術「S-AWC」の搭載と4つのドライブモードにより、あらゆる路面での走破性・操縦安定性が実現されました。安全面では「e-Assist」が強化され、自転車検知機能や改良されたマルチアラウンドモニターなどが追加されています。価格は約450万円から約495万円で、ライバルとしてはマツダ CX-8や一般的なMクラスミニバンが挙げられます。デリカD:5は日本市場専用モデルとして、これからも独自のポジションを築き続けるでしょう。

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