テスラの新車世界販売台数は44万台を記録:生産台数は41万台 2024年第2四半期

テスラは2024年7月2日、2024年第2四半期(4〜6月)の車両生産台数および販売台数を発表しました。テスラの電気自動車(EV)は44万台を超える販売を記録したものの、前年同期比では4.8%減となりました。テスラのエネルギー事業は蓄電池の販売が過去最高を記録しました。

テスラ車の世界新車販売台数・生産台数

テスラは第2四半期に約41万1,000台の車両を生産し、約44万4,000台を販売(納車)したと報告しています。これらの数字は、テスラの生産能力の向上と世界中での電気自動車需要の増加を反映しています。
主力モデルであるモデル3(Model 3)とモデルY(Model Y)の合計生産台数は386,576台、販売台数は422,405台となりました。一方、その他のモデル(モデルSとモデルXを含む)の生産台数は24,255台、販売台数は21,551台でした。

テスラの第2四半期の世界販売台数は前年同期比4.8%減となっており、これは2四半期連続で前年から減少する結果となりました。第2四半期の生産台数は前年同期比14%減となっています。

テスラのエネルギー事業実績

車両事業に加えて、テスラのエネルギー事業も注目に値します。テスラは第2四半期に9.4ギガワット時(GWh)のエネルギーストレージ(蓄電池)を導入しました。これは四半期ベースでの過去最高記録であり、テスラのエネルギー事業が急速に成長していることを示しています。
この結果は、世界中で再生可能エネルギーへの移行が加速する中、大規模なバッテリーシステムへの需要が高まっていることを反映しています。テスラのエネルギー貯蔵ソリューションは、電力網の安定化や再生可能エネルギーの効率的な利用に貢献しています。

テスラの財務結果の発表予定

テスラは2024年第2四半期の詳細な財務結果を7月23日(火)の米国市場終了後に発表する予定です。同日の中央時間午後4時30分(東部時間午後5時30分)から、経営陣による財務および事業結果に関するライブウェブキャストが行われます。
この発表では、純利益やキャッシュフローを含む包括的な財務パフォーマンスが明らかになる見込みです。テスラは、車両販売台数やエネルギー貯蔵製品の導入量だけでなく、平均販売価格、売上原価、為替変動など、さまざまな要因が四半期の財務結果に影響を与えると注意を促しています。

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