2024年3月28日、日産自動車はプレミアムミニバン「エルグランド」の一部仕様変更したモデルを4月中旬に発売することを発表しました。
このエルグランドは、存在感あふれるエレガントな外装や広々とした内部空間と高級感あふれる内装が魅力のモデルです。特に、「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」など先進の安全技術を備え、運転支援システム全体で高く評価されています。その中には、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」といった機能が含まれており、これらにより、あらゆる方向からの安全を守る設計になっています。また、低重心のプラットフォームを採用することで、操縦性の安定感も優れています。

仕様変更を受けた新型エルグランドでは、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」と「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」が全車種に標準装備され、これによりエルグランドはさらに安全性を高めました。
車の概要:日産 エルグランドとは?
1997年5月の登場以来、初代「エルグランド」は、広々とした内部空間と高級セダン並みの内装を兼ね備えることで、日本の自動車市場に「プレミアムミニバン」という新たなカテゴリーを確立しました。この革新的なモデルは、ゆとりと高級感を重視する顧客層に新しい選択肢を提供し、以来、プレミアムミニバンとしての地位を不動のものにしています。
2010年に登場した3代目「エルグランド」は、ロー&ワイドなプロポーションと低重心のプラットフォームを採用することで、優れた操縦安定性と安定した走行性能を実現しています。また、「踏み間違い衝突防止アシスト」や「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、「車線逸脱警報(LDW)」、さらには「インテリジェント車線逸脱防止支援システム(LI)」といった先進の安全技術を搭載し、多くの顧客から支持を受けてきました。

2020年10月にマイナーチェンジを実施し、デザインを刷新しました。さらに全方向からの運転支援を実現する「360° セーフティアシスト」を全車に標準装備するなど、安全技術の充実を図りました。更に、漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどの専用装備を施した「アーバンクロム」シリーズも新たにラインナップに加わり、その存在感と魅力を一層引き立たせることで、エルグランドの新たな章を開きます。
エクステリアデザインには、洗練された力強さを演出する細かく作り込まれたフロントグリルが特徴付けられています。このグリルには、感性をくすぐる漆黒の「ブラッククローム」と、上品な雰囲気を醸し出す「サテンクローム」の2種類が用意され、選択肢の幅を広げています。ボディカラーは、日産の新たなパレットから選ばれた「ピュアホワイトパール」、「ミッドナイトブラック」、「ディープクリムゾン」を含む全5色で展開され、2トーンのオプションも提供されることで、個性を際立たせます。

インテリアに目を移すと、インストルメントパネルからドアトリムにかけての水平基調の設計が、室内に広がり感をもたらしています。中心部にはピアノブラックで統一された10インチの大型ディスプレイが配され、先進性と高級感を内装全体にもたらしています。さらに、進化を遂げたコックピットに見事に調和するプレミアムシートは、キルティングパターンを一新することで、更に洗練されたモダンな印象を深めています。


日産モータースポーツ&カスタマイズによるエルグランド
エルグランドのアップデートに合わせて、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、2024年3月28日にエルグランドをベースとした一連のカスタム車両の一部仕様変更を発表しました。これには、パフォーマンスとスタイルを重視した「AUTECH」モデル、福祉車両としての「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、そしてエグゼクティブ向けに設計された特別仕様車「VIP」が含まれます。これらのモデルは、4月中旬から日産の販売ネットワークを通じて全国で発売される予定です。
「AUTECH」、「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、および「VIP」モデルでは、ベースとなる「エルグランド」と同様に、安全性の向上を図るための機能が標準装備されました。具体的には、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」と「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」が全車種に装備されています。これにより、運転中の視界と安全性が大幅に向上し、運転者により高い安心感をもたらします。



エルグランド AUTECHの価格は5,205,200円から、エルグランド ライフケアビークル(LV) シリーズの価格は4,326,000円から、エルグランド VIPの価格は6,367,900円からとなっています。
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