2024年3月28日、中国スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)が電気自動車(EV)シャオミSU7(Xiaomi SU7)を発売しました。シャオミ SU7はシャオミ初のEVであり、非常に注目されていました。

このSU7は航続距離が800km超と、ライバルと比べて長く、価格は約450万円(21万5900元)と、バランスのとれたプライシングで攻めてきました。高性能で比較的高価格帯の高級EVセダンとして、テスラ モデルS、テスラ モデル3、ポルシェ タイカンなどの人気高級EVをターゲットとしています。
シャオミは事業会社「小米汽車」を設立し、EV開発を進めていました。そして2023年12月28日にシャオミSU7を世界初公開しました。この発表会でシャオミの雷軍最高経営責任者(CEO)は「世界トップ5に入る自動車メーカーになる」と目標を宣言していました。

シャオミとは2010年設立の中国企業で、スマホ市場では非常に人気のシャオミです。世界のスマートフォン市場では2022年に世界3位のシェアを占めていました。満を持して参入した自動車業界での躍進に期待がかかります。
車の概要:シャオミ SU7とは?
シャオミ SU7とはセダンタイプのハイエンドEVです。パワートレインは最高出力299PS、最大トルク400Nm、最高速度210km/hの後輪駆動モデルと、最高出力673PS、最大トルク838Nm、最高速度265km/hの四輪駆動モデル(デュアルモーター)の2タイプです。0-100km/h加速は2.78秒という驚異的な性能を発揮します。

航続距離は800km超に達し、800Vのハイパーチャージに対応。5分の充電で最大220kmの走行が可能です。
新型シャオミ SU7のエクステリアデザインはEVの最新トレンドを反映した流線型で洗練されたフォルムで、空力性能に優れたデザインとなっています。
新型シャオミ SU7のボディサイズは全長4997mm、全幅1963mm、全高1440~1455mm、ホイールベース3000mmとなっています。

新型SU7のインテリアはスマホメーカーならではの最新の技術が盛り込まれています。センターのスクリーンは16.1インチの大画面で、3K解像度。クアルコム製のSnapdragon 801チップを採用し、シャオミ独自開発OSであるHyperOSを搭載。車内エンタテイメントが楽しめます。
以下の記事でシャオミSU7について詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
<中国シャオミSU7:スマホメーカーが高級EVセダン発表 ポルシェやテスラを目指す>
シャオミ SU7の価格
新型シャオミ SU7の価格は約450万円(21万5900元)からとなっています。

シャオミ SU7の発売時期
新型シャオミ SU7は2024年3月28日に中国で発売が発表されました。
シャオミ SU7は日本で発売される?
新型シャオミ SU7の日本での販売について、現時点で未発表です。

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