ベントレーが「ハチミツ」発表:高級車ブランドがつくる特別なFlying Beeブラックエディション

ベントレー(Bentley)といえば英国の超高級車メーカーですよね。何とそのベントレーが、実は高品質な「蜂蜜」を作っているんです。そしてちゃんとベントレーブランドとしてロゴ入りでパッケージされています。これはフェイクニュースや噂ではなく、ベントレーが公式に発表している情報です。このハチミツ、どんな味なのか気になりませんか?

概要:ベントレーが特別なハチミツを発表

ベントレーは、ただの高級自動車メーカーではないことを証明しました。2023年12月、彼らが発表したのは、コンチネンタルやフライイングスパー、SUVのベンテイガなど高級車ではなく「はちみつ」です。はい、その通り、はちみつです。これは、彼らの英国クルーの本社キャンパス内にある豊かな自然環境から生まれた、非常に特別なもの。この取り組みは、ベントレーの環境への取り組みを表すもので、彼らの製品だけでなく、企業活動全体において環境に優しい姿勢を示しています。

実はベントレーは5年前から本社内でミツバチを飼育しており、採取5周年を記念した空飛ぶミツバチ(Flying Bee|フライイングビー:ベントレーのボンネットマスコットFlying Bにちなんで命名)という特別なブラック エディション ラベル(Black Edition Label)のハチミツの発表したのでした。

ベントレーのハチミツプロジェクト

このプロジェクトは、2019年に始まりました。今回、初めて設置された巣箱からブラックエディションラベルの500瓶のハチミツが採取されました。さらに他の15の巣箱からは1000瓶の通常グレードのハチミツを採取しました。ベントレーのキャンパス内には、現在何と100万匹ものミツバチが生息しており、彼らが生み出すはちみつは、純粋で独特の風味を持っています。

またベントレーのデザインチームは、このハチミツのためにラベルをデザインしました。ブラックエディションラベルと通常のホワイトのラベルの2種類が用意されています。

ベントレーによると、これらの取り組みは自動車産業における環境への意識の高まりを反映しており、単に車を作るだけではない、彼らの「ベントレー ビヨンド100戦略」の広い視野を示しています。持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーになるという目標の一環だと言います。

ミツバチを飼育することにより、敷地内の植物の受粉を助け、本社周辺のチェシャーの田園地帯に広く恩恵をもたらしているとのことです。またベントレーは従業員が手作りした鳥やコウモリの巣箱を本社内に設置していたり、従業員用の菜園が提供されていたりと、地域の自然環境保全とともに、従業員の先進的な健康を維持する働きもあるとのこと。

ベントレーのハチミツは購入出来る?

多くの方々が気になるのは、このベントレーのハチミツを購入できるのかという点でしょう。ベントレー車は高すぎて買えないけど、はちみつならもしかしたら手が届く価格かもしれないと、想像しますよね。

しかし残念ながらベントレーのはちみつは一般には販売されないとのことです。

ベントレーの生産計画ディレクターによると、彼らの豪華なハチミツは市販を目的としていない。このハチミツは、会社のイベント、顧客の訪問、慈善事業、従業員への報酬や表彰、コンテストなど、特別な機会に配られることになっている。このような配布方法は、エコロジーの大切さや、ミツバチのような花粉媒介者の果たす重要な役割を広めるための効果的な手段となっているとのこと。

ハチミツを手に入れるには、むしろベントレーの重要な顧客になる必要がありそうです。

まとめ

ベントレーが発表したこの特別なはちみつは、ただの甘味料以上の意味を持っています。これは、自動車産業における環境への配慮という新たな一歩を象徴するものであり、ベントレーのブランドイメージをさらに高めるものです。

一度はこのハチミツを味わってみたいですね。

ベントレーモーターズジャパン 公式発表ページはこちら

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