2024年3月12日、アウディはプレミアムコンパクトセグメントの先駆けとなってきたアウディ A3(Audi A3)の改良新型モデルを発表しました。改良新型アウディA3は、よりスポーティで先進的なデザインにアップデートされました。さらに、新たな素材の採用や、標準機能の拡張など大幅に刷新されました。特に注目すべきは、車両内のディスプレイから直接操作可能なアプリや、カスタマイズ可能なデイタイムランニングライトのシグネチャーなど、ユーザーのニーズに応じて機能をオンデマンドで追加できる機能です。アウディ A3はさらにパーソナライズされたドライビング体験を実現しています。

車の概要:新型アウディ A3とは?
A3とはドイツの高級車メーカーアウディの高級コンパクトハッチバック(Sportback)&セダン(Sedan)モデルです。
1996年に初代A3は小さな高級車というコンセプトで誕生しました。その後フルモデルチェンジを重ね、2020年に4代目となる現行のアウディA3が登場しました。そして今回A3はマイナーチェンジを実施し、デザインやヘッドライト、標準装備などを大幅にアップデートしました。
Audi A3モデルはすべて、ドイツインゴルシュタットにあるアウディの工場で製造されます。

新型アウディ A3のエクステリアデザイン
新型アウディA3のエクステリアは、よりダイナミックで先進的、そして感情を揺さぶるデザインへと進化を遂げました。フロントには、新たなフレームレス六角形シングルフレームグリルを採用し、よりフラットでワイドなフォルムを特徴としています。この変更は、フロントエンドを一新し、大型サイドエアインテークと組み合わせて、A3のスポーティな特性を一層際立たせています。目を引くフロントスポイラーが低い位置で左右のインテークを結び、リヤビューにおいても新しいバンパーと独特なディフューザーがスポーティさを強調しています。

また、S lineエクステリアとの組み合わせにより、RSモデルからの影響を受けたデザインエレメントがさらにスポーティな装いに。新しいメタリックなボディカラーのディストリクトグリーン、アスカリブルー、プログレッシブレッドが、そのダイナミックな外観を一層引き立てます。

新型アウディ A3ではMMIで最大4種類のデイタイムランニングライトシグネチャーから選べるようになりました。Audiのデザイン ライト エクスペリエンス部門責任者、セザール ムンターダ氏は、この新機能によってA3のスタイルと機動性を様々な形で表現できると説明しています。ハウジング上縁の3列24個のピクセルエレメントを使用したLEDおよびマトリクスLEDヘッドライトによって、ユニークなデジタル デイタイム ランニング ライトを作り出します。

新型アウディ A3のインテリアデザイン
アウディA3のインテリアは、印象的なエクステリアにマッチし、さらに洗練されたデザインへと進化しました。新しいシフター、エアベント、ファブリック装飾、そして革新的なインテリアライトは、細部に至るまで緻密に仕上げられています。アウディらしい先進的で洗練された室内空間を作り上げています。

標準装備も大幅に拡張され、3本スポークのマルチファンクションプラスレザーステアリングホイールやエアコンディショナー、アンビエントライトパッケージ、そしてフロントセンターアームレストが新たに加わりました。センターコンソールのデザインは刷新され、クロームで仕上げられた新しいブレードデザインのエアベントがコックピットの幅を一層際立たせます。
ドアやフットレストには新たなアクセントが施されたインテリアライトが搭載され、さらに多彩な照明エレメントやスイッチパネル、ドアシルにはコンツァーライトがオプションで選択可能です。センターコンソール周囲にはコンツァーライトが配置され、標準装備のカップホルダーには照明が付いています。

インテリアの新たなデザインエレメントとして、フロントドア内側にバックライトが装着されており、300回のレーザーカットを施したファブリックパネルから5つのセグメントが照明され、動的な光の流れを生み出します。このライトは、車両のロックと解除時にも点灯し、30色から選択可能なアンビエントライトによって、細かなカスタマイズが可能です。
また、アウディA3は、数多くのコネクテッドサービスやオンデマンド機能、アプリストアによる高度なデジタル化を実現しました。DAB+デジタルラジオや10.1インチタッチディスプレイ、Audiバーチャルコックピット、ワイヤレス充電機能が標準装備されています。更に、MMIナビゲーションプラスやAudi connectのフルサービス、アプリストアへのアクセスなどがオプションで提供され、車両のディスプレイから直接アプリケーションを操作できます。

新型アウディ A3の走行性能
新型アウディA3は、1.5リッターガソリンエンジンを搭載した35 TFSIが150PSの最高出力を発揮し、7速Sトロニックとマイルドハイブリッドテクノロジーを備えたオートマチックトランスミッションが特徴です。その後、6速マニュアルトランスミッションの設定も予定されています。35 TDIは、150PSの最高出力を発生させるディーゼルモデルで、7速Sトロニックを搭載しています。第2四半期には、ガソリンおよびディーゼルバージョンのA3 スポーツバックとA3 セダンが導入され、年末にはプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの追加も予定されています。

新型アウディ A3の安全性能・運転支援機能
新型アウディA3は、都市部の運転や長距離ドライブを快適にするために、高度なアシスタンスシステムを標準装備しています。Audiプレセンスフロント、衝突回避およびターンアシスト、車線逸脱警告などのシステムは、周囲の車両との衝突を防ぐために設計されており、ドライバーが安全に運転できるよう支援します。アダプティブクルーズアシストは、最高210km/hの速度で、前後方向と横方向の制御をサポートし、90km/h以上の高速道路での車線変更も支援することで、運転の快適性を向上させます。
都市部での駐車は、パークアシストプラスが搭載されたパークアシストにより、正確なステアリングで容易になり、車線変更警告、出口警告、リヤクロストラフィックアシストが、車両後方および側方の交通を監視し、安全性をさらに強化します。

新型アウディ A3の価格
欧州での新型アウディ A3の価格は約587万円からです。
新型アウディA3スポーツバック:約587万円(35,650ユーロ)
新型アウディA3セダン:約600万円(36,450ユーロ)

新型アウディ A3の発売時期
欧州では新型アウディA3は2024年3月から受注が開始されました。
新型アウディ A3は日本で発売される?
現行アウディA3は国内導入されているため、新型アウディA3は日本で販売されると想定されます。またアウディジャパンのPRサイト上でも新型アウディに関するプレスリリースが掲載されています。

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