メルセデス・ベンツ日本は2025年11月19日、特別仕様車「Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱ (ISG)」を限定発売すると発表しました。2024年発売の第1弾「Night Edition」に続く第2弾として登場するこのモデルは、オールブラックのエクステリアでマイバッハGLSの威厳と存在感をさらに高めた仕様となっています。
全国限定で合計40台(左ハンドル15台、右ハンドル25台)のみの販売で、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始しており、納車は2025年11月中旬以降を予定しています。メーカー希望小売価格は4,080万円(消費税込み)に設定されています。
車の概要:Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱとは?
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱ(メルセデス・マイバッハ GLS 600 ナイトエディション 2)は、メルセデス・マイバッハのフラッグシップSUVであるGLSをベースとした特別仕様車です。マイバッハの歴史は1921年に遡り、美しいスタイルと贅を尽くした室内空間による圧倒的な高級感で人々を魅了してきた伝説の名車として知られています。「究極の洗練されたラグジュアリー」を追求する威厳と風格を備えたブランドとして現代に蘇ったのが「メルセデス・マイバッハ」です。
GLSシリーズ自体は2015年に初代が登場し、マイバッハ版は2019年発売の第2世代で初めて設定されました。2021年7月には日本市場にも導入され、メルセデスにおけるSUVの頂点として君臨しています。

今回発表されたNight Edition Ⅱは、2024年発売の第1弾Night Editionに続く特別限定モデルとして、「ナイトシリーズ」を採用し、エクステリアの細やかな部分までオールブラックで統一した点が大きな特徴です。メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、ゆったりとくつろげる室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用しています。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱのエクステリアデザイン
艶やかな印象を与えるボディカラー「オブシディアンブラック(メタリック)」に、本モデル限定装備の「ダークシャドウグロスマイバッハエンブレム」が配され、マイバッハの威厳と迫力を感じさせるエクステリアを演出しています。
さらに、第1弾の限定モデル「Night Edition」でも特徴的だった「23インチマイバッハアルミホイール」を本モデルにも採用しています。マイバッハのブランドロゴがモノグラムのようにデザインされた特別感あふれるホイールが、この車の存在感をより一層引き立てます。

限定モデルでのみ愉しむことができる「ナイトシリーズ」も採用し、モデル名称の「Night Edition」が表すように、エクステリアの細やかな部分までオールブラックカラーで統一されています。通常モデルから変更されたパーツとして、フロントではエアインテーク、フロントバンパートリム、フロントグリル、ボンネットマスコットがダークシャドーブラックに、サイドではマイバッハエンブレム(Dピラー)、ドアハンドル、サイドスカートストリップが同じくダークシャドーブラックに統一されています。
リアではバッジ、エグゾーストエンド、テールゲートクロームストリップ、リアバンパートリムがダークシャドーブラックに変更され、サイドウィンドウトリムやランニングボード、Bピラー、ドアミラーカバーはブラックパーツとなっています。ルーフレールはマットブラックで仕上げられ、マルチビームLEDライトにはマイバッハエンブレムとローズゴールドピンクのアクセントが施されています。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱのボディサイズは、全長5,210mm、全幅2,030mm、全高1,840mmです。

Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱのインテリアデザイン
オールブラックのエクステリアとのコントラストが美しい本モデル限定装備の「本革(MANUFAKTURナッパレザー)シート[クリスタルホワイト/ブラックパール]」によって、インテリア全体が明るく華やかな空間となり、すべての乗員に上質で洗練された時間を提供します。

また、通常モデルには設定のない「MANUFAKTURダークブラウンオープンポアウォールナットウッドインテリアトリム」を標準装備しており、温かみのある木目が高級感を一層高めています。さらに、通常モデルでは有償オプションとなる「ファーストクラスパッケージ」を標準装備している点も大きな魅力です。
このファーストクラスパッケージには、左右独立シート(後席)、格納式テーブル(後席)、専用シャンパングラス格納、クーリングボックスが含まれており、まさに飛行機のファーストクラスのような極上の快適性を実現しています。本革巻ウッドステアリング(ナッパレザー)やナイトシリーズ専用イルミネーテッドステップカバー、専用キーなど、細部にまで特別仕様が施されています。

Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱの走行性能
通常モデル「Mercedes-Maybach GLS 600 (ISG)」と同じく、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン「M177」に、48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを採用しています。エンジン最高出力は557PS(410kW)、最大トルクは770N・mを発生し、この巨大なボディを力強く駆動します。
ISGは最高出力16kW、最大トルク250N・mを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねています。この電気モーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電します。
トランスミッションには電子制御9速ATが組み合わされ、スムーズで快適な走りを実現しています。車両重量は2,810kg(ファーストクラスパッケージ装着車は2,850kg)と重量級ですが、強力なパワートレインと洗練されたシャシー制御により、このクラスにふさわしい優雅な走行性能を発揮します。

Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱの価格
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱの価格は、4,080万円(消費税込み)です。この価格は車両本体価格であり、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない金額となっています。また、「自動車リサイクル法」に基づくリサイクル料金が別途必要です。
なお、本モデルには新車購入から3年間、一般保証修理、定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)、24時間ツーリングサポート、地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。さらに、メルセデス・ケア終了後には、有償の保証延長プログラムとして一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスをパッケージで提供する「メンテナンス プラス」が用意されています。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱの発売時期
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱは、2025年11月19日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文の受け付けを開始しています。お客様への納車は2025年11月中旬以降を予定していますが、この納車時期は変更の可能性があります。
全国限定で合計40台(左ハンドル15台、右ハンドル25台)のみの販売となるため、希望する方は早めの問い合わせが推奨されます。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱは日本で発売されるか
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱは、日本国内での正式発売が決定しているモデルです。メルセデス・ベンツ日本合同会社が2025年11月19日に発表したプレスリリースによれば、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始し、2025年11月中旬以降の納車を予定しています。
全国限定で合計40台という希少性の高い特別仕様車として日本市場に投入されるため、マイバッハファンや超高級SUVを求める顧客にとって貴重な選択肢となるでしょう。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱをあえて辛口で評価します。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱをあえて辛口で評価します。まず価格面では、4,080万円という価格設定は確かに超高級SUVとして納得できる範囲ですが、実質的には通常モデルのGLS 600に特別な外装・内装パーツを追加したものであり、走行性能や安全装備に関しては通常モデルと変わりがありません。限定40台という希少性に対する「プレミアム価格」の要素が大きいと言えるでしょう。
次に、オールブラックという統一感は確かにエレガントですが、それが「威厳」や「存在感」を高めるかどうかは個人の好みに大きく左右されます。むしろ、マイバッハらしい華やかさやツートーンカラーの美しさを求める層には、やや地味に映る可能性もあります。
さらに、全長5,210mm、全幅2,030mmという巨大なボディサイズは、日本の道路事情では取り回しに苦労する場面も多いでしょう。都市部での駐車や狭い道路での運転には相当な慣れが必要です。また、車両重量2,810kg以上という重量級のボディは、燃費性能の面でも期待できない部分があります。
加えて、限定40台という希少性は魅力的に見えますが、裏を返せばリセールバリューが読みにくいという側面もあります。Night Editionという特別仕様が将来的にどれだけ評価されるかは未知数です。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱのライバル車
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱのライバル車としては、同じ超高級SUVセグメントに君臨する「BMW X7」、「ランドローバー レンジローバー」、「ベントレー ベンテイガ」、「ロールス・ロイス カリナン」などが挙げられます。
BMW X7は、ドライバー志向の空間設計と優秀な運転支援システム、見切りの良さで評価されており、ワインディングでの走行性能ではマイバッハGLSを上回るという評価もあります。iDriveシステムの使いやすさも長年の改良を経て高い完成度に達しています。
ランドローバー レンジローバーは、オンロードとオフロードの両方で卓越した性能を発揮する点が最大の特徴です。全輪操舵システムによる最小回転半径11.37mはこのクラスでも最小レベルで、電子制御エアサスペンションによる地上高自動調整やテレインレスポンス2システムによる自動地形検知など、本格的なオフロード性能を誇ります。乗り心地はGLS以上に快適とされる一方、ワインディングではフワフワとした乗り味が好みを分けるポイントです。
これらのライバル車と比較すると、Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱは、純粋な後席の快適性とラグジュアリー性に特化したモデルと言えるでしょう。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱの主要スペック
- モデル名: Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱ (ISG)
- 価格: 4,080万円(消費税込み)
- ステアリング: 左ハンドル15台、右ハンドル25台
- エンジン: DOHC 4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)+ ISG
- 総排気量: 3,982cc
- 最高出力: 410kW(557PS)
- 最大トルク: 770N・m
- ISG最高出力: 16kW
- ISG最大トルク: 250N・m
- トランスミッション: 電子制御9速AT
- 全長: 5,210mm
- 全幅: 2,030mm
- 全高: 1,840mm
- ホイールベース: 3,135mm
- 車両重量: 2,810kg(ファーストクラスパッケージ装着車は2,850kg)
- 乗車定員: 4名
- 使用燃料: 無鉛プレミアムガソリン
- 燃料タンク容量: 90リットル
- タイヤサイズ: フロント285/40R23、リア325/35R23
- ホイール: 23インチマイバッハアルミホイール
- 外装色: オブシディアンブラック(メタリック)
- 内装色: クリスタルホワイト/ブラックパール(本革MANUFAKTURナッパレザー)
- インテリアトリム: MANUFAKTURダークブラウンオープンポアウォールナットウッドインテリアトリム
まとめ
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition Ⅱは、2025年11月19日に発表された全国限定40台の特別仕様車です。2024年発売の第1弾Night Editionに続く第2弾として、オールブラックのエクステリアでマイバッハGLSの威厳と存在感をさらに高めたモデルとなっています。価格は4,080万円で、11月19日より注文受付を開始し、11月中旬以降の納車が予定されています。
エクステリアは艶やかなオブシディアンブラック(メタリック)のボディに、ダークシャドウグロスのマイバッハエンブレムや23インチマイバッハアルミホイール、ナイトシリーズ専用パーツを採用し、細部までブラックで統一されています。インテリアはクリスタルホワイト/ブラックパールの本革シートとダークブラウンのウォールナットウッドトリムが特徴で、ファーストクラスパッケージを標準装備した極上の快適空間を実現しています。
パワートレインは4.0リッターV8ツインターボエンジンに48V電気システムとISGを組み合わせたユニットで、最高出力557PS、最大トルク770N・mを発生します。全長5,210mm、全幅2,030mm、全高1,840mmという堂々たるボディサイズで、メルセデスSUVの頂点に君臨する存在感を放っています。限定40台という希少性と、漆黒に包まれた特別な仕様が、マイバッハGLSの新たな魅力を引き出した一台と言えるでしょう。



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