スバル クロストレック 一部改良発売|全車ストロングHV化、価格383万円〜

スバルは2026年9月17日、クロスオーバーSUV「スバル クロストレック」の改良モデルを発表しました。今回の改良では2.0L e-BOXER搭載車をラインアップから外し、全グレードを2.5L e-BOXER(ストロングハイブリッド)に統一しています。燃費はWLTCモード19.5km/Lへ向上し、装備オプションやエクステリアも見直されました。価格は383万3500円からです。

車の概要:スバル クロストレックとは?

スバル クロストレックは、街中で扱いやすいボディサイズとSUVらしい最低地上高、スバル独自のAWD技術を組み合わせたクロスオーバーSUVです。

現行型は、スバル XVから数えて第3世代にあたるモデルです。日本ではこの世代から世界共通の「クロストレック」という車名を採用しており、2022年に登場した3代目スバル クロストレック
では、スバルグローバルプラットフォームをベースに走行性能や安全性能、使い勝手が改良されました。

2024年12月には、スバル初となるストロングハイブリッドを搭載した「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」が追加されています。2.5L水平対向4気筒エンジンと2モーターを組み合わせ、機械式AWDを維持しながら燃費性能の向上を図ったパワートレインです。

乗車定員は5名、最低地上高は200mmです。2026年改良モデルの月間販売計画は500台とされています。

スバル クロストレックのエクステリアデザイン

2026年改良モデルでは、大幅な造形変更ではなく、細部の仕上げとボディカラーが見直されました。

メーカー装着オプションとなるルーフレールは、従来のダークグレーからブラックへ変更されます。また、リヤに装着されるe-BOXERオーナメントも新しいデザインとなりました。

「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」は、どちらも225/55R18オールシーズンタイヤと、ダークメタリック塗装+切削光輝仕上げの18インチアルミホイールを採用します。

ボディカラーにはイグニッションレッドが新たに加わり、全8色となります。クリスタルホワイト・パール、シトロンイエロー・パール、サンドデューン・パールは3万3000円高、イグニッションレッドは5万5000円高です。

ボディサイズは、全長4480mm、全幅1800mm、全高1575mmです。メーカー装着オプションのルーフレールを装着した場合は全高1580mmとなります。

スバル クロストレックのインテリアデザイン

インテリアでは、今回の改良に合わせてメーカー装着オプションの構成が見直されました。

「Premium S:HEV」では、ナビゲーション機能が新たにメーカー装着オプションとして選択可能になります。「Premium S:HEV EX」はナビゲーション機能を標準装備します。

さらに「Premium S:HEV EX」では、ハーマンカードンサウンドシステムが新たにメーカー装着オプションとして設定されました。上級グレードでオーディオ環境を重視した仕様を選べるようになったことが今回の変更点です。

スバル クロストレックの走行性能

今回の改良で最も大きく変わったのがパワートレインのラインアップです。

従来用意されていた2.0L e-BOXERを廃止し、「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2グレードとも、2.5L e-BOXER(ストロングハイブリッド)とAWDの組み合わせになりました。FWDもラインアップから外れます。

ストロングハイブリッドはシリーズ・パラレル方式で、2.5L水平対向4気筒エンジンに駆動用モーターと発電用モーターを組み合わせます。エンジンは最高出力160PS、最大トルク209Nm、駆動用モーターは最高出力119.6PS、最大トルク270Nmです。

駆動用バッテリーは1.1kWhのリチウムイオンバッテリーで、燃料タンク容量は63L。トランスミッションはCVT(リニアトロニック)です。

駆動方式には前後輪をプロペラシャフトでつなぐ機械式AWDを採用しており、モーターを主に使う低速域でもスバルらしいAWDレイアウトを維持しています。発進時から270Nmを発生できる駆動用モーターは、市街地でのレスポンスや加速時の余裕に効く構成です。

さらに今回はエンジン制御などを最適化し、WLTCモード燃費を従来の18.9km/Lから19.5km/Lへ改善しました。0.6km/L、約3.2%の向上です。

スバル クロストレックの価格

スバル クロストレックの価格は383万3500円からです。今回の発表では価格の変更は案内されていません。

グレード パワートレイン 駆動方式 価格(税込)
Premium S:HEV 2.5L水平対向4気筒+モーター e-BOXER(ストロングハイブリッド) AWD 383万3500円
Premium S:HEV EX 2.5L水平対向4気筒+モーター e-BOXER(ストロングハイブリッド) AWD 405万3500円

「Premium S:HEV」は383万3500円のベースグレードで、今回からナビゲーション機能をメーカー装着オプションとして選べるようになりました。

「Premium S:HEV EX」は405万3500円で、「Premium S:HEV」より22万円高くなります。高度運転支援システム「アイサイトX」とナビゲーション機能を標準装備し、今回からハーマンカードンサウンドシステムもメーカー装着オプションで選択できます。

スバル クロストレックの発売時期

スバル クロストレックの2026年改良モデルは、2026年9月17日に発表されました。

日本国内向けとして価格と月間販売計画500台が公表されています。発表時点では別途の発売日は案内されていないため、具体的な受注や納車開始時期は販売店で確認する必要があります。

スバル クロストレックを辛口評価

スバル クロストレックをあえて辛口で評価します。

まず大きいのは、2.0L e-BOXERとFWDの廃止によってエントリー価格が大きく上がることです。従来の「Touring」FWDは301万4000円でしたが、新しい最廉価モデル「Premium S:HEV」は383万3500円となり、差額は81万9500円です。従来の「Touring」AWDの323万4000円と比べても59万9500円高くなります。ストロングハイブリッドを必要としないユーザーにとって、300万円台前半の選択肢がなくなる影響は小さくありません。

荷室についても注意が必要です。ストロングハイブリッド車の荷室容量は床上279Lで、従来の2.0L e-BOXER車の315Lより36L小さくなります。今回の全車ストロングハイブリッド化によって、クロストレックを新車で選ぶ場合はこの荷室容量が基本になります。

また、「Premium S:HEV EX」は405万3500円で、「Premium S:HEV」から22万円上がります。アイサイトXやナビゲーション機能を標準で欲しい場合はEXを選ぶ必要があり、400万円を超える価格帯に入ります。

一方で、従来18.9km/LだったストロングハイブリッドのWLTCモード燃費を19.5km/Lまで改善しながら、機械式AWDと2.5Lエンジン、最大270Nmの駆動用モーターを維持している点は評価できます。価格を抑えた2.0Lモデルを残すのではなく、クロストレック全体をストロングハイブリッドへ一本化した改良といえます。

スバル クロストレックのライバル車

トヨタ カローラ クロス

トヨタ カローラ クロスは、クロストレックと近いサイズのハイブリッドSUVです。

価格帯が重なる「Z」E-Fourは387万2000円で、クロストレック Premium S:HEVの383万3500円に近い設定です。1.8Lハイブリッドと電気式4WDのE-Fourを組み合わせ、WLTCモード燃費は24.6km/Lです。

クロストレックの19.5km/Lに対して燃費数値では差があります。一方、クロストレックは最低地上高200mmと、前後輪をプロペラシャフトで結ぶ機械式AWDを採用している点で構成が異なります。

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、e:HEVを搭載するコンパクトSUVです。

「e:HEV RS」4WDは396万8800円で、クロストレックの383万3500円から405万3500円という価格帯と重なります。WLTCモード燃費は21.4km/Lです。

クロストレックより燃費を重視しながら4WDも選びたい場合はヴェゼルが比較対象になります。反対に、最低地上高200mmや機械式AWD、2.5Lストロングハイブリッドによる走行性能を重視する場合はクロストレックが候補になります。

スバル クロストレックは、積雪路や未舗装路を含めた走行性能とストロングハイブリッドを両立したコンパクトSUVを求める人に向いています。ライバル車は、WLTCモード燃費や都市部での使い方をより重視する場合に比較したい選択肢です。

スバル クロストレックのまとめ

2026年改良のスバル クロストレックは、2.0L e-BOXERを廃止し、全車を2.5LストロングハイブリッドとAWDに統一したことが最大の変更点です。燃費は19.5km/Lまで向上し、ナビゲーションやハーマンカードンサウンドシステムの選択肢、新色イグニッションレッドも追加されました。

価格は383万3500円からと従来のエントリーモデルより高くなりますが、コンパクトな車体、最低地上高200mm、機械式AWD、ストロングハイブリッドをまとめて求める人に向いたモデルです。

スバル クロストレックのよくある質問

Q. 2026年改良スバル クロストレックの価格はいくらですか?

価格は「Premium S:HEV」が383万3500円、「Premium S:HEV EX」が405万3500円です。どちらも2.5L e-BOXER(ストロングハイブリッド)とAWDを採用します。

Q. 2026年改良スバル クロストレックは何が変わりましたか?

2.0L e-BOXERを廃止し、全グレードをストロングハイブリッドに統一したことが最大の変更点です。燃費も19.5km/Lへ向上し、装備オプション、ルーフレール、e-BOXERオーナメント、ボディカラーが見直されています。

Q. スバル クロストレックの改良モデルはいつ発売されますか?

改良モデルは2026年9月17日に発表されました。別途の発売日は発表時点で案内されていないため、具体的な受注・納車開始時期は販売店で確認する必要があります。

Q. 2026年改良スバル クロストレックは日本で発売されますか?

日本国内向けとして価格と販売計画が発表されています。月間販売計画は500台です。

Q. Premium S:HEVとPremium S:HEV EXはどちらを選べばよいですか?

価格を抑えながらストロングハイブリッドとAWDを選ぶなら383万3500円の「Premium S:HEV」が基本です。アイサイトXとナビゲーション機能を標準装備し、ハーマンカードンサウンドシステムも選びたい場合は「Premium S:HEV EX」が該当します。

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