光岡自動車は2026年9月17日、11月26日に正式発表する新型車のティザーサイトを公開しました。購入受付は11月27日に始まる予定で、主要諸元、主要装備、価格、カラーは正式発表日に明らかになります。サイトには「LA1」のロゴとクラシカルな2シーターとみられるオープンカーが登場。本稿では正式車名が未発表であるため、導入では「光岡 LA1(仮称)」とし、マツダ ロードスターベース説や非公式の価格予想まで整理します。

車の概要:光岡 LA1とは?
光岡 LA1は、光岡自動車が2026年11月26日に正式発表する完全新規のオープンモデルです。「LA1」が正式車名になれば、初代モデルとして登場することになります。
現段階で光岡自動車のニュースリリースは単に「新型車」としており、LA1という車名を正式発表してはいません。一方、ティザーサイトのページタイトルやロゴには「LA1」と表示されいます。そのため、車名である可能性は高そうですが、正式発表までは推察を含む呼称として扱います。
今回の新型車で重要なのが、光岡自動車自身がブランドの原点と直接結びつけていることです。ティザーサイトでは、創業者の光岡進氏がロサンゼルスで、クラシカルな外観と現代的なシャーシを組み合わせたキットカーに出会い、「自分たちも、こんなクルマをつくりたい」と考えた経験を紹介しています。
光岡自動車の公式沿革では、1987年に「BUBU CLASSIC SSK」、1989年に「BUBU 356 SPEEDSTAR」を発表しています。BUBU 356 SPEEDSTARはフォルクスワーゲンのエンジンとフレームを使ったポルシェ 356 スピードスターのレプリカでした。第三者による光岡自動車の歴史記事では、ロサンゼルスで光岡進氏が目にしたキットカーも、フォルクスワーゲン タイプ1をベースとしたポルシェ 356 スピードスターのレプリカだったとされています。
この背景から考えると、「LA」は創業者が転機となるクルマに出会ったLos Angelesを示している可能性があります。ただし、「LA1」の名称の意味そのものは公表されておらず、「1」を含めた正式な由来は推察の域を出ません。
量産車のメカニズムを活用しながら外観を大きく作り替える手法は、近年の光岡 M55 1st Edition
にもつながっています。LA1では、その考え方をブランドの原点であるオープンスポーツへ戻したモデルになりそうです。

光岡 LA1のエクステリアデザイン
光岡 LA1のエクステリアは、丸目4灯ヘッドライトと横長の大型グリルを組み合わせたフロントマスクが大きな特徴です。フロントフェンダーからドアにかけてはボディ色と異なる大きなサイドパネルが入り、リアフェンダーは丸みを強く持たせています。
リアには細く突き出した形状のテールランプを配置しています。フロントの丸目4灯、サイドのカラーパネル、リアの造形を合わせて見ると、特に1958年以降の初代シボレー コルベット(C1)を強く連想させます。国内外の自動車メディアでも同様の見方がありますが、光岡自動車自身はシボレー コルベットをモチーフとしたとは発表していません。
ティザー画像ではソフトトップを閉じた状態と開けた状態の両方が確認でき、2人乗りとみられるコンパクトなキャビンが採用されています。また、クラシカルな意匠のホイールも確認できますが、タイヤサイズやホイール径は11月26日まで公表されません。複数のボディカラーを使った写真も公開されていますが、正式なカラーバリエーションとは限らず、販売色も正式発表待ちです。
ボディサイズは、全長、全幅、全高とも現時点では未発表です。

光岡 LA1の走行性能
光岡 LA1のパワートレインや駆動方式は正式発表されていません。しかし、非公式情報で最も有力なのは、4代目となるND型マツダ ロードスターをベースにしているという説です。
その根拠となるのが、キャビン、フロントウインドウ、ソフトトップ、ドア周辺などのプロポーションです。日刊カーセンサーは正式公開前からND型マツダ ロードスターを最有力候補としており、9月17日に公開された完成形のティザー画像を見ても、この予想との整合性は高くなっています。光岡自動車には、過去にもND型マツダ ロードスターをベースに光岡 ロックスターを製造した実績があります。
ベース車が現行マツダ ロードスターであれば、国内仕様では1.5LのSKYACTIV-GエンジンとFRが基本となります。マツダの2026年6月時点の公式主要諸元によると、このエンジンは1496ccの直列4気筒で、最高出力136PS、最大トルク152Nmです。6速MTと6速ATが設定され、WLTCモード燃費は仕様によって16.9km/Lまたは17.3km/Lです。
ただし、これらはあくまでマツダ ロードスターの数値であり、光岡 LA1のスペックではありません。光岡 ロックスターでは、ND型ロードスターをベースとしながら全長が430mm伸び、Sグレードでは車両重量も90kg増えていました。LA1でも専用外装によって寸法や重量、燃費などが変わる可能性があります。
マツダ ロードスターについては以下の記事で詳しく紹介しています。

光岡 LA1の価格
光岡 LA1の価格は現時点では未発表です。メーカー希望小売価格は2026年11月26日の正式発表時に公表されます。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 未発表 | 未発表 | 未発表 | 11月26日発表予定 |
グレード構成そのものも現段階では明らかになっていません。
非公式の価格予想では、日刊カーセンサーが2026年9月3日の記事で、ND型マツダ ロードスターをベースとすると仮定した場合に700万〜850万円程度と推測しています。同記事自身が予想を前提としており、光岡自動車から示された価格ではありません。
参考になる実数値を見ると、マツダの公式情報によると2026年モデルのマツダ ロードスターは295万9000円から407万円です。過去のロードスターベース車では、光岡 ロックスターが2018年の登場時に469万8000円から518万4000円、光岡 ヒミコの2024年モデルが678万7000円でした。現在の光岡 M55も756万8000円からとなっています。
このため700万〜850万円という非公式予想は近年の光岡車の価格水準から大きく外れた数字ではありません。ただし、LA1の生産台数、ベースグレード、トランスミッション、標準装備が不明な段階で、具体的な価格を絞り込むことは困難です。
光岡 LA1の発売時期
光岡 LA1は2026年11月26日に正式発表され、購入受付は翌11月27日に始まる予定です。主要諸元、主要装備、メーカー希望小売価格、カラーバリエーションも11月26日に公開されます。
一方、納車開始時期や年間生産台数、限定車になるかどうかについては発表されていません。過去の光岡 ロックスターは200台限定でしたが、LA1にも同じ販売方式が採用されるとは限りません。
日本国内向けに購入受付開始日まで案内された新型車ですが、海外市場への導入については現時点で明らかになっていません。
光岡 LA1を辛口評価
光岡 LA1をあえて辛口で評価します。
まず購入判断に使える情報が出そろうのは11月26日で、購入受付はその翌日の11月27日です。価格、パワートレイン、装備、カラーなどを正式情報で比較検討できる期間が実質1日しかありません。限定台数の有無はまだ不明ですが、早期に申し込もうとする場合は判断時間がかなり短くなります。
次に、写真からは2シーターのオープンスポーツとみられるため、実用性より趣味性を優先したクルマになることは避けられません。ベース車として有力視されるマツダ ロードスターも乗車定員2名で、全長3915mmの小型オープンスポーツです。日常で3人以上を乗せる使い方には最初から対応できません。
価格も大きな判断材料です。マツダ ロードスターが295万9000円からなのに対し、ロードスターベースだった光岡 ロックスターは2018年時点でも469万8000円からでした。さらに非公式予想の700万〜850万円が近い数字になれば、ベース車のスタート価格に対して2倍を超える水準になります。外装を大幅に作り替える少量生産車とはいえ、デザインにどこまでプレミアムを払えるかは明確に分かれそうです。
一方で、ティザー画像を見る限り、単にバンパーやライトを交換した程度ではなく、フロント、リア、フェンダー、ボディサイドまで大きく造形を変えています。現代の国産オープンスポーツのメカニズムと、1950年代のアメリカンスポーツを思わせる外観を組み合わせるという狙いは明快で、光岡ならではの価値を判断しやすいモデルです。
光岡 LA1の主要スペック
光岡 LA1の正式な主要諸元は11月26日に発表予定です。ベース車として有力視される現行マツダ ロードスターの「S」6速MTを参考値として併記しますが、右列の数値は光岡 LA1のスペックではありません。
| 項目 | 光岡 LA1 | 参考:マツダ ロードスター S 6速MT |
|---|---|---|
| 全長 | 未発表 | 3915mm |
| 全幅 | 未発表 | 1735mm |
| 全高 | 未発表 | 1235mm |
| ホイールベース | 未発表 | 2310mm |
| 最低地上高 | 未発表 | 140mm |
| 乗車定員 | 未発表 | 2名 |
| 車両重量 | 未発表 | 1010kg |
| エンジン | 未発表 | P5-VP[RS]型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
| 総排気量 | 未発表 | 1496cc |
| 最高出力 | 未発表 | 136PS/7000rpm |
| 最大トルク | 未発表 | 152Nm/4500rpm |
| トランスミッション | 未発表 | 6速MT |
| 駆動方式 | 未発表 | FR |
| WLTCモード燃費 | 未発表 | 16.9km/L |
| 最小回転半径 | 未発表 | 4.7m |
光岡 LA1のティザーサイト
光岡 LA1のティザーサイトは以下のURLです。

光岡 LA1のまとめ
光岡 LA1は、創業者がロサンゼルスでキットカーに出会ったという光岡自動車の原点を、現代の2シーターオープンとして再構築する新型車になりそうです。
正式車名、ベース車、パワートレイン、価格はまだ確定していませんが、ティザー画像からは初代シボレー コルベットを連想させるデザインが明確になり、ND型マツダ ロードスターをベースとする説もかなり具体性を増しました。正式発表は11月26日、購入受付は11月27日です。
クラシックなアメリカンスポーツの外観を好みながら、現代の国産車をベースとした扱いやすさも求める人に注目される1台です。
光岡 LA1のよくある質問
Q. 光岡 LA1は正式な車名ですか?
現時点では正式車名とは確認できません。ティザーサイトには「LA1」のロゴとページタイトルがありますが、光岡自動車のニュースリリースでは「新型車」とだけ表記されています。
Q. 光岡 LA1のベース車はマツダ ロードスターですか?
光岡自動車はベース車を公表していません。ただし、キャビンやソフトトップの形状、光岡 ロックスターでND型ロードスターを採用した実績などから、現行マツダ ロードスターをベース車とみる情報があります。
Q. 光岡 LA1の価格はいくらですか?
正式価格は2026年11月26日に発表されます。非公式情報では日刊カーセンサーが700万〜850万円程度と予想していますが、これはベース車をND型ロードスターと仮定した推測であり、確定価格ではありません。
Q. 光岡 LA1はいつ購入できますか?
正式発表は2026年11月26日、購入受付開始は11月27日の予定です。実際の納車開始時期については、現時点では発表されていません。
Q. 光岡 LA1は日本で発売されますか?
光岡自動車は日本国内で2026年11月27日から購入受付を始める予定です。海外販売については現時点で案内されていません。



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