三菱自動車は2026年9月17日、軽商用EV「ミニキャブ EV」を一部改良して発売しました。車両運行サポートサービスに対応する車載通信機を新設定したほか、予防安全機能「三菱e-Assist」の検知対象を拡大しています。価格は254万1000円からです。
車の概要:三菱 ミニキャブ EVとは?
三菱 ミニキャブ EVは、配送や営業活動などに使われる軽商用バンです。現行モデルは20.0kWhのリチウムイオンバッテリーと後輪駆動のモーターを搭載し、2シーターと4シーターを設定しています。
今回の一部改良では、法人・事業者向けのコネクティッド機能と予防安全機能を強化しました。主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ボディサイズ | 全長3395mm×全幅1475mm×全高1915mm |
| パワートレイン | YA1型モーター、最高出力31kW(42PS)、最大トルク195Nm |
| バッテリー | リチウムイオン電池、20.0kWh |
| 駆動方式 | 2WD(後輪駆動) |
| 乗車定員 | 2名または4名 |
| 一充電走行距離 | WLTCモード180km |
| 最大積載量 | 2シーター350kg、4シーター200kg |
| 価格 | 254万1000円〜265万1000円 |
車両運行サポートサービスを新設定
法人・事業者向けに、車両運行サポートサービスに対応する車載通信機(TCU)をメーカーオプションとして新設定しました。利用には別途月額利用料が必要です。
運行管理者向けのダッシュボードサービスでは、走行履歴、走行距離、消費電力量などを集計・分析できます。パソコンのWebブラウザーから運行実績を一元管理できるため、複数車両を使う事業者の管理業務を支援します。
ドライバー向けのMITSUBISHI CONNECTでは、リモートエアコン、ドアのロック・アンロック、タイマー充電を含む充電管理、SOSコールなどを利用できます。
夜間歩行者や自転車も検知
予防安全機能「三菱e-Assist」では、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)の検知対象を拡大しました。夜間の歩行者と自転車も検知対象となっています。
誤発進抑制機能は、前進時に静止歩行者を検知できるようになりました。また、標識認識システム(TSR)を新採用。フロントガラス上部のカメラで一時停標識と進入禁止標識を認識し、メーターパネル内に表示します。

メーカーオプションのスマートフォン充電用USBポートは、従来のType-A+Type-CからType-C 2口へ変更されました。
ミニキャブ EVの価格
三菱 ミニキャブ EVの価格は254万1000円からです。価格はすべて消費税10%込みで、リサイクル料金や届出などに伴う費用は含まれません。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| CD 20.0kWh 2シーター | EV、20.0kWh | 2WD(後輪駆動) | 254万1000円 |
| CD 20.0kWh 2シーター 急速充電付 | EV、20.0kWh、急速充電機能付 | 2WD(後輪駆動) | 259万6000円 |
| CD 20.0kWh 4シーター | EV、20.0kWh | 2WD(後輪駆動) | 259万6000円 |
| CD 20.0kWh 4シーター 急速充電器付 | EV、20.0kWh、急速充電機能付 | 2WD(後輪駆動) | 265万1000円 |
2シーターは最大積載量350kgで、荷物の運搬を優先する事業者に向いています。4シーターは乗車定員4名となる一方、最大積載量は200kgです。どちらも急速充電機能付きは5万5000円高くなります。
自家用車として購入する場合は、57万4000円のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象です。事業用車両では環境省の補助制度の対象となり、地域によっては自治体独自の制度も利用できます。対象条件や申請時期は、購入前に最新情報を確認してください。
9月17日から販売
一部改良された三菱 ミニキャブ EVは、2026年9月17日から全国の系列販売会社で販売されています。日本国内向けとして発表されたモデルです。
ミニキャブ EVを辛口評価
まず、急速充電機能は全車標準ではありません。2シーターと4シーターのどちらも、急速充電付きを選ぶと5万5000円高くなります。
航続距離はWLTCモードで180kmです。定期配送など決まったルートには対応しやすい一方、長距離運用では充電計画が必要になります。また、駆動方式は2WDの後輪駆動のみで、4WDは選べません。
4シーターは人を多く乗せられる反面、最大積載量が200kgに下がります。人員輸送と荷物の量を同時に求める場合は、2シーターの350kgとの差が購入判断に影響します。
一方、夜間の歩行者・自転車に対応したFCM、標識認識システム、運行管理機能が加わったことで、日常業務で使う商用車としての安全性と管理性は高まりました。
ミニキャブ EVのまとめ
三菱 ミニキャブ EVは、近距離配送や営業活動など、走行ルートが比較的固定された事業者に向く軽商用EVです。2シーターは積載量、4シーターは乗車人数を優先でき、急速充電機能や車両運行サポートサービスを必要に応じて選べます。
夜間の歩行者・自転車検知や標識認識も追加されており、日々の業務で安全性と運行管理を重視する事業者に適したモデルです。
ミニキャブ EVのよくある質問
Q. 三菱 ミニキャブ EVの発売日はいつですか?
一部改良モデルは2026年9月17日に発売されました。全国の系列販売会社で取り扱われています。
Q. 三菱 ミニキャブ EVの価格はいくらですか?
価格は2シーターの254万1000円からです。4シーターの急速充電器付きは265万1000円です。
Q. 三菱 ミニキャブ EVの航続距離はどれくらいですか?
WLTCモードで一充電あたり180kmです。実際の走行距離は、気温、エアコンの使用、積載量、運転方法などによって変わります。
Q. 2シーターと4シーターはどちらを選ぶべきですか?
荷物を優先するなら最大積載量350kgの2シーターが適しています。人を乗せる機会が多い場合は4シーターが向きますが、最大積載量は200kgです。
Q. 三菱 ミニキャブ EVは補助金の対象ですか?
自家用車として購入する場合は、57万4000円のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象です。事業用車両では環境省の補助制度が用意されています。



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