ミニ スローンストリートエディション発売、専用デザインで価格は450万円〜

ミニ クーパー C スローンストリートエディション(3ドア)。ブルーのボディにホワイトのルーフとボンネット・ストライプを組み合わせた前方右斜めの姿

ビー・エム・ダブリュー株式会社は2026年9月29日、特別仕様車「ミニ スローンストリートエディション(MINI Sloane Street Edition)」を発表し、同日から全国のミニ正規ディーラーで販売を始めました。価格は、3ドアの「ミニ クーパー C スローンストリートエディション」が450万円、5ドア版の「ミニ クーパー 5ドア C スローンストリートエディション」が462万円で、納車は2026年10月以降の予定です。ロンドンの高級エリア、スローン・ストリートにちなんだ「モノトーン」の仕立てが特徴です。Essential TRIMの標準クーパー Cより48万円高い価格と、25万円高いクーパー Sとの違いを見ていきます。

ミニ クーパー 5ドア C スローンストリートエディション。ホワイトのボディにブラックのルーフとボンネット・ストライプを組み合わせた前方右斜めの姿
写真は、ホワイトのボディにブラックのルーフとボンネット・ストライプを組み合わせた5ドアです。

車の概要:ミニ スローンストリートエディションとは?

ミニ スローンストリートエディションは、ミニ クーパーをベースにした特別仕様車です。ミニ クーパー C(3ドア)とミニ クーパー 5ドア Cに、専用の外装色と内装、装備を組み合わせています。ミニは英国のプレミアム・ブランドで、日本では2002年から販売されています。クーパーには3ドア、5ドア、コンバーチブルの3つのボディタイプがあります。車名は、ロンドンを代表する高級エリアのスローン・ストリート(Sloane Street)に由来します。英国には、上品で派手ではないが上質といった意味合いで使われてきた「Sloane Ranger」という言葉もあり、ミニはその世界観をプレミアムな魅力として表現するとしています。

現行のクーパーは、2001年にBMWグループのもとで復活したミニから数えて第4世代にあたり、3ドアがF66型、5ドアがF65型です。クーパーの3ドアは、2025年11月に加わった365万円のCセレクトから、クーパー C(402万円)、クーパー S(475万円)へと続きます。

項目3ドア5ドア
ベース車ミニ クーパー Cミニ クーパー 5ドア C
ボディサイズ全長3,875mm×全幅1,745mm×全高1,455mm全長4,035mm×全幅1,745mm×全高1,470mm
ホイールベース2,495mm2,565mm
車両重量1,280kg1,340kg
乗車定員4人5人
パワートレイン1,498cc直列3気筒ターボ1,498cc直列3気筒ターボ
最高出力115kW(156PS)/5,000rpm115kW(156PS)/5,000rpm
最大トルク230Nm/1,500〜4,600rpm230Nm/1,500〜4,600rpm
トランスミッション/駆動方式7速DCT/FF7速DCT/FF
WLTCモード燃費16.3km/L15.8km/L
税込価格450万円462万円

パワートレインは従来のクーパー Cと同じです。1,498cc直列3気筒ターボが156PSと230Nmを発生し、7速DCTを介して前輪を駆動します。

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ミニ スローンストリートエディションのエクステリアデザイン

デザイン・コンセプトは「モノトーン」で、エクステリアとインテリアの色がコントラストを成すように設計されています。コントラスト・ルーフやボンネット・ストライプといったミニを象徴するデザイン要素を採用しつつ、Favoured TRIMを標準装備として、すっきりと上質なスタイリングを狙っています。

ボディカラーとコントラスト・ルーフ

ボディカラーは、ナノク・ホワイト、インディゴ・サンセット・ブルー、ミッドナイト・ブラックIIの人気3色です。ただし3ドアはナノク・ホワイトとインディゴ・サンセット・ブルーの2色、5ドアは3色から選びます。ルーフとミラー・キャップ、ボンネット・ストライプはブラックかホワイトです。公式写真では、ホワイトのボディにブラックのルーフとブラックのストライプ、ブルーのボディにホワイトのルーフとホワイトのストライプを組み合わせています。

ピアノ・ブラック・エクステリアと17インチホイール

ピアノ・ブラック・エクステリアを標準装備し、フロントグリル・フレームやミニエンブレムなどをピアノ・ブラックで統一しました。通常のFavoured TRIM装備車との差別化を図った部分です。ホイールは17インチのUスポーク・グレー・ホイールを装着します。

ボディサイズ

ボディサイズは、3ドアが全長3,875mm、全幅1,745mm、全高1,455mmです。5ドアは全長4,035mm、全幅1,745mm、全高1,470mmです。

ミニ スローンストリートエディションのインテリアデザイン

インテリアは、ベスキン・シートとブラック・インテリアの組み合わせです。ホワイトのボディにはブラックのベスキン・シート、ダーク系のボディにはベージュのベスキン・シートを合わせ、外装との対比で洗練された上質感を演出しています。ボディカラーごとに、合わせるシートの色が決まっています。

ミニ スローンストリートエディションの安全性能・運転支援

運転支援は、ドライビング・アシスタント・プラスを標準装備します。ストップ&ゴー機能付ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)は先行車との距離に合わせて速度を調整し、渋滞での停止・再発進にも対応します。ステアリング・レーン・コントロール・アシストは車線内の走行を支えます。

駐車支援のパーキング・アシスタント・プラスも標準装備です。パーキング・アシスト(並列/縦列)は駐車操作を支援し、アクティブPDC(フロントとリアのパーク・ディスタンス・コントロール)は障害物との距離を表示で知らせます。パノラマ・ビュー(フロント&リア)とサラウンド・ビュー・システムは、車両周囲の映像で死角を確認できる装備です。このほか、リバース・アシスト(後退時ステアリング・アシスト機能)、ペダル踏み間違い急発進抑制機能、リモート3Dビュー、ドライブ・レコーダーが含まれます。

ミニ スローンストリートエディションの価格

ミニ スローンストリートエディションの価格は、3ドアが450万円、5ドアが462万円です(消費税込)。

グレードパワートレイン駆動方式価格(税込)
ミニ クーパー C スローンストリートエディション(3ドア)1,498cc直列3気筒ターボFF4,500,000円
ミニ クーパー 5ドア C スローンストリートエディション(5ドア)1,498cc直列3気筒ターボFF4,620,000円

3ドアは4人乗りで、色はナノク・ホワイトかインディゴ・サンセット・ブルーです。5ドアは5人乗りで、3色から選べるため、後席を使う機会が多いなら5ドアが向きます。価格は付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格で、自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金が別途必要です。

標準のクーパー C(3ドア402万円、5ドア414万円)と比べると、どちらも48万円高くなります。402万円と414万円はEssential TRIMの価格で、公式の装備・価格表ではFavoured TRIMを選ぶと39万2,000円が加わります。この差額から計算すると、Favoured TRIM仕様は3ドアで441万2,000円、5ドアで453万2,000円です。スローンストリートエディションはどちらもそれより8万8,000円高い設定です。

クーパーシリーズの現行価格と並べると、位置づけが分かります。

グレード3ドア(税込)5ドア(税込)
クーパー C セレクト3,650,000円3,770,000円
クーパー C4,020,000円4,140,000円
クーパー C スローンストリートエディション4,500,000円4,620,000円
クーパー C ポールスミス エディション4,650,000円4,770,000円
クーパー S4,750,000円4,870,000円

価格はいずれも2026年9月29日時点のミニ公式の税込価格です。クーパー C ポールスミス エディションと比べると、スローンストリートエディションは3ドア・5ドアとも15万円安く、クーパー Sとは25万円の差です。

ミニ スローンストリートエディションの発売時期

2026年9月29日から、全国のミニ正規ディーラーで販売を始めています。納車開始は2026年10月以降の予定です。日本国内向けの右ハンドル仕様として発表されたモデルです。

ミニ スローンストリートエディションを辛口評価

走りはクーパー Cと同じで、450万円を払っても最高出力は156PS、最大トルクは230Nmのままです。25万円高い475万円のクーパー Sなら、1,998ccエンジンで204PS・300Nmが手に入り、差は48PSと70Nmあります。スローンストリートエディションは走りを選ぶ車ではなく、仕立てを選ぶ車です。

標準のクーパー Cから48万円高いため、上乗せ分の中身を見極める必要があります。Favoured TRIMは標準のクーパー Cに39万2,000円を加えるトリムで、スローンストリートエディションはこれを標準としています。Favoured TRIM仕様のクーパー Cとの計算上の差額は8万8,000円で、この差額でピアノ・ブラック・エクステリアなどの専用の仕立てが加わります。標準装備が充実しているため、色や装備を1つずつ選ぶ手間は省けます。

色の自由度も低めです。3ドアはホワイトかブルーの2色だけで、シートの色もボディカラーで決まります。ミッドナイト・ブラックIIを選べるのは5ドアだけです。

一方で、ルーフ、ミラー・キャップ、ボンネット・ストライプ、シートの組み合わせがすでにまとまっているのは魅力です。Favoured TRIM仕様との計算上の価格差も8万8,000円に収まるため、ミニらしいコントラストを最初から手に入れたい人には割り切りやすい1台です。

ミニ スローンストリートエディションのライバル車

輸入ハッチバックの選択肢として、次の2車種が挙がります。

フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲンの公式サイトでは、ゴルフの価格は354万9,000円からです。1.5L eTSIエンジンと2.0L TDIエンジンを設定しています。スローンストリートエディションの3ドアより95万1,000円安い出発点です。

プジョー 208 ハイブリッド

プジョーの公式サイトには、208 ハイブリッドが407万円、ガソリン車の208が328万円と表示されています。いずれも経済変動加算額18万円を含む、2026年9月現在のメーカー希望小売価格です。208 ハイブリッドはスローンストリートエディションの3ドアより43万円安く、ハイブリッド仕様の選択肢として競合します。

装備や色の仕立てをまとめて選び、ミニらしい見た目にこだわるならスローンストリートエディションです。価格を抑えたいならゴルフ、ハイブリッド仕様を求めるなら208 ハイブリッドが候補になります。

ミニ スローンストリートエディションのまとめ

ミニ スローンストリートエディションは、クーパー Cをベースにした仕立ての特別仕様車です。走行性能はクーパー Cと同じ156PSで、価格は標準のクーパー C(Essential TRIM)より48万円、Favoured TRIM仕様より計算上8万8,000円高くなります。走りを求めるならクーパー S、価格を抑えるならクーパー Cという選択肢も残ります。モノトーンのコントラストが完成した状態で欲しい人に向いた特別仕様車です。

ミニ スローンストリートエディションのよくある質問

Q. ミニ スローンストリートエディションの発売日と納車時期は?

2026年9月29日から全国のミニ正規ディーラーで販売を開始しました。納車は2026年10月以降の予定です。

Q. ミニ スローンストリートエディションの価格は?

税込価格は、3ドアはミニ クーパー C スローンストリートエディションが450万円、5ドアはミニ クーパー 5ドア C スローンストリートエディションが462万円です。

Q. 標準のクーパー Cと何が違いますか?

Favoured TRIMを標準装備し、ピアノ・ブラック・エクステリアと17インチUスポーク・グレー・ホイールを採用しています。ボディカラーごとにベスキン・シートの色も決まっています。パワートレインはクーパー Cと同じ156PS・230Nmです。

Q. ミニ スローンストリートエディションは日本で買えますか?

日本国内向けの右ハンドル仕様で、全国のミニ正規ディーラーで購入できます。

Q. 3ドアと5ドアの違いは?

3ドアは4人乗りで全長3,875mm、価格は450万円、色は2色です。5ドアは5人乗りで全長4,035mm、価格は462万円、色は3色から選べます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    カラーがおしゃれ!

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