レクサスは2026年9月24日、GXを一部改良し、同日から全国のレクサス店で発売しました。オフロード志向のGX550 “OVERTRAIL+”では、サスペンションと電動パワーステアリングの制御を見直し、タイヤを大径化。全車に2列目シートベンチレーションも標準装備します。税込価格は1,240万円からです。
車の概要:レクサス GXとは?
レクサス GXは、ボディオンフレーム構造を採る本格SUVです。2002年に北米を中心に販売を始め、現行の3代目は2025年4月に日本で通常販売を開始しました。高い悪路走破性と、舗装路での快適性を両立させることを狙ったモデルです。国内向けは3.5L V型6気筒ツインターボエンジンと10速ATを組み合わせたGX550で、駆動方式はAWD。7人乗りの“version L”と5人乗りの“OVERTRAIL+”を設定します。
今回の主な変更点は“OVERTRAIL+”の走りとタイヤ、そして全車の2列目快適装備です。フルモデルチェンジではありません。

日本でのGXの導入経緯は、現行GXを紹介した記事でも取り上げています。

レクサス GXの走行性能とタイヤ
“OVERTRAIL+”のAVS・EPS制御を改良
“OVERTRAIL+”では、電子制御サスペンションのAVSを改良し、舗装路での車体の揺れを抑えるとしています。電動パワーステアリングのEPSも制御を見直し、低速での取り回しと、高速道路やワインディングで狙ったラインをたどる感覚を高めました。悪路走破性を維持しながら、日常の移動でも扱いやすい乗り味を目指した改良です。乗り心地の変化を数値で示した発表ではないため、実際の差は試乗で確かめたいところです。
265/70R18タイヤに大径化
“OVERTRAIL+”のタイヤは従来の265/65R18から265/70R18へ変更されました。タイヤ幅とホイール径は同じで、扁平率を高めたことで外径が大きくなります。レクサスはこれに合わせて最低地上高を高め、岩石路などでの走破性を向上させたと説明します。タイヤ側面にはブロックパターンを施し、構造とトレッドパターンの最適化で舗装路での静粛性にも配慮しました。

このタイヤ変更は“OVERTRAIL+”のものです。7人乗りの“version L”に同じタイヤが付くという発表ではありません。両グレードを比較するときは、乗車定員だけでなく足回りの性格も確認したいところです。
レクサス GXのインテリアと快適装備
今回、2列目シートのベンチレーション機能が全車標準装備となりました。シート内に風を通して蒸れを抑える装備で、運転席や助手席だけでなく後席の快適性を重視する人には分かりやすい変更です。“version L”は7人乗り、“OVERTRAIL+”は5人乗りという構成の違いがありますが、2列目の新装備はどちらも対象です。

レクサス GXの価格
レクサス GXの価格は1,240万円からです。両グレードとも3.5L V6ツインターボ、10速AT、AWDのGX550で、税込価格は次のとおりです。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| GX550 “OVERTRAIL+” | 3.5L V6ツインターボ+10速AT | AWD | 1,240万円 |
| GX550 “version L” | 3.5L V6ツインターボ+10速AT | AWD | 1,315万円 |
“OVERTRAIL+”は5人乗りで、今回の大径タイヤと走行制御の改良が主題です。“version L”は7人乗りで、多人数での移動を重視する選択肢になります。両車の価格差は75万円です。
2025年4月の国内通常販売開始時にレクサスが公表した価格は、“OVERTRAIL+”が1,195万円、“version L”が1,270万円でした。その時点との比較では、いずれも45万円高い価格です。この数字は発売開始時と今回の公表価格を比べたもので、その間の価格推移を示すものではありません。
レクサス GXの発売時期
一部改良したGXは、2026年9月24日に国内で発売されました。全国のレクサス店を通じて販売します。購入を検討する場合は、5人乗りと7人乗りの違いに加え、“OVERTRAIL+”の新しいタイヤと乗り味を実車で確かめるとよいでしょう。
レクサス GXを辛口評価
レクサス GXをあえて辛口で評価します。まず“OVERTRAIL+”は悪路向けの装備を選べる一方、乗車定員は5人です。7人乗りが必要なら、今回の足回り改良の中心である“OVERTRAIL+”ではなく、75万円高い“version L”を選ぶことになります。
また、全幅は“OVERTRAIL+”が2,000mm、“version L”が1,980mm。日常的に使う駐車場や狭い道では、購入前の実測が欠かせません。燃費も現行の主要諸元表でWLTCモード7.9km/L、7.8km/Lの順です。車両価格だけでなく、保管場所と維持費まで含めて判断したいSUVです。
それでも、本格的な悪路走破性を持つGXに、舗装路での乗り味と後席の快適性を加えた点は評価できます。今回の一部改良は、普段使いとアウトドアの両方を求める人に向けた磨き直しです。
レクサス GXのまとめ
今回の一部改良では、“OVERTRAIL+”のAVS・EPS制御とタイヤを見直し、全車に2列目シートベンチレーションを標準装備しました。価格は5人乗りの“OVERTRAIL+”が1,240万円、7人乗りの“version L”が1,315万円。悪路で使う機会と必要な座席数を軸に選びたいモデルです。
レクサス GXのよくある質問
Q. 一部改良したレクサス GXはいつ発売されましたか?
2026年9月24日に日本で発売されました。全国のレクサス店で取り扱います。
Q. レクサス GXの価格はいくらですか?
GX550 “OVERTRAIL+”が税込1,240万円、GX550 “version L”が税込1,315万円です。乗車定員はそれぞれ5人、7人です。
Q. 今回のタイヤ変更は全車共通ですか?
いいえ。265/70R18への変更は“OVERTRAIL+”について発表されています。2列目シートベンチレーションは全車標準装備です。






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