シトロエンは2026年9月22日、C3、C3 Aircross、Amiの3車に新たな「OUTDOOR(アウトドア)」仕様を設定すると発表しました。C3とC3 AircrossではMAXの上に位置する最上位仕様となり、Amiはサンルーフを備えた限定車として登場します。価格と各市場の発売時期は現時点で未発表で、日本導入も明らかにされていません。

車の概要:シトロエン OUTDOORとは?
シトロエン OUTDOORは、日常の移動に冒険的な雰囲気を加えることを狙ったクロスモデルの仕様です。C3、C3 Aircross、Amiのボディサイズや用途は大きく異なりますが、グリーン系の色、赤いアクセント、OUTDOORロゴ、マスコット「ミグー」で共通のキャラクターを与えています。
| モデル | OUTDOORの位置づけ | 主な専用装備 | 発表されたパワートレイン |
|---|---|---|---|
| シトロエン C3 OUTDOOR | MAXより上位 | 専用前後バンパー、17インチホイール、フロントパーキングセンサー | ガソリン、ハイブリッド110、EV(最長323km・WLTP) |
| シトロエン C3 Aircross OUTDOOR | MAXより上位 | 専用前後バンパー、LEDフォグランプ、ルーフレール、17インチホイール | ガソリン、ハイブリッド110/145、EV(最長397km・WLTP) |
| シトロエン Ami OUTDOOR | 限定車 | サンルーフ、専用デカール、リアスポイラー、収納アクセサリー | EV |
日本では第4世代のシトロエン C3 ハイブリッドがすでに販売されており、今回のOUTDOORはそのMAXよりさらに上位のキャラクターを持つ仕様です。

シトロエン OUTDOORのエクステリアデザイン
C3とC3 Aircrossの専用バンパー
C3 OUTDOORとC3 Aircross OUTDOORは、モデルごとに形状が異なる専用フロンバンパーを採用します。角ばった面構成とグレーのスキッドプレート風パーツによって、通常モデルよりタフな表情に仕立てました。C3 Aircrossのバンパー下部にはLEDフォグランプも組み込まれます。



ボディサイドにはOUTDOORロゴ入りのグレーインサートを配置。フロントとリアのシトロエンエンブレム、縦型カラークリップには「インフラ・ルージュ」と呼ぶ赤を使い、新デザインの17インチアロイホイールにも赤いロゴが入ります。ボディカラーは新色「セコイアグリーン」のほか、ペルラ・ネラ・ブラック、マーキュリー・グレー、ブラン・バンキーズ、ブライトブルーが用意されます。
サンルーフを備えたAmi
Ami OUTDOORは専用のカーキグリーンに、白いスチールホイールを組み合わせています。ホイールアーチとドア下部に専用デカール、リアクオーターピラーにOUTDOORロゴを配置。フロンマスクの“笑顔”を強調するトリムとリアスポイラーも加わります。
最大のトピックは、ドア付きのクローズドボディとサンルーフをAmiで初めて組み合わせた点です。開放型のバギー仕様ほど天候の影響を受けず、通常モデルより頭上の開放感を楽しめる構成です。
シトロエン OUTDOORのインテリアデザイン
C3とC3 Aircrossには、シトロエンのアドバンストコンフォートシートを採用します。背もたれと座面に水平基調の専用パターンをあしらい、前席背もたれにはミグーをレーザー刺繍。シート、アームレスト、ドアパネルにはインフラ・ルージュのステッチを使い、シートベルトも赤で統一しています。
助手席前のダッシュボードにはOUTDOORのエンボス加工を施し、ステアリングのロゴにも赤を配色。C3 Aircrossは3列シートを備える仕様でも、同じカラーと素材のテーマを各列に広げています。
Ami OUTDOORもミグー入りの専用シートと赤いシートベルトを採用します。さらにグローブボックス、バッグフック、ドアポケット、フロアマット、センターネット、スマートフォンホルダーを含む収納アクセサリーが付属します。





シトロエン OUTDOORの価格
シトロエン OUTDOORの価格は、2026年9月22日の発表時点で未発表です。C3とC3 AircrossはMAXより上位と明記されていますが、追加額は明らかにされていません。
| モデル | OUTDOORの価格 | 日本の現行モデル参考価格(2026年9月時点・税込) |
|---|---|---|
| C3 OUTDOOR | 未発表 | C3 MAX HYBRID:382万円から |
| C3 Aircross OUTDOOR | 未発表 | C3 Aircross MAX HYBRID:435万円から |
| Ami OUTDOOR | 未発表 | 日本正規販売なし |
日本のC3とC3 Aircrossの参考価格は、現行のシトロエン日本公式C3とC3 Aircrossの表示に基づくものです。OUTDOORの想定価格ではなく、各市場の正式価格は今後の発表を待つ必要があります。
シトロエン OUTDOORの発売時期
OUTDOORシリーズは2026年9月22日にグローバル発表されました。ただし、C3、C3 Aircross、Amiの受注開始日と納車開始時期は発表されていません。導入車種やパワートレインは市場ごとに異なる可能性があるため、販売国別の案内が必要です。
シトロエン OUTDOORは日本で発売されるか
2026年9月22日時点で、シトロエンはOUTDOORシリーズの日本導入を発表していません。日本にはC3 HYBRIDとC3 Aircross HYBRIDが正規導入されており、両車ともベースとなるMAXグレードは存在します。一方、Amiは日本で正規販売されていません。

Amiと同じく近距離の都市移動を目的とするフィアット トポリーノ ドルチェヴィータも日本導入は発表されておらず、欧州の軽四輪車と日本の車両制度の違いが導入のハードルになります。

シトロエン OUTDOORを辛口評価
シトロエン OUTDOORをあえて辛口で評価します。まず、名称から本格的なオフロード性能の強化を想像しやすいものの、今回の発表の中心はバンパー、ホイール、カラー、シートなどのデザインです。専用の4WDシステムや車高アップ、アンダーガードの追加を前提とした仕様ではありません。

次に、C3とC3 Aircrossはすでに装備の充実したMAXより上位に置かれるため、価格上昇に対して専用デザインにどこまで価値を見出せるかが選択の分かれ目になります。その判断材料となる価格がまだ示されていない点は、発表時点での最大の不明点です。
一方で、3車種を同じ意匠でまとめながら、C3には取り回しを助けるフロントパーキングセンサー、C3 AircrossにはルーフレールとLEDフォグランプ、Amiにはサンルーフと収納アクセサリーを与えた点は実用的です。単なる色違いにとどめず、それぞれの使われ方に必要な装備を変えている点は評価できます。
シトロエン OUTDOORのまとめ
シトロエン OUTDOORは、C3とC3 AircrossをMAXより上の最上位仕様とし、Amiをサンルーフ付きの限定車に仕立てた新シリーズです。グリーンと赤の専用色、ミグーを使った遊び心、モデルごとの実用装備が特徴です。走破性よりデザインと日常の使い勝手を重視する人に向く仕様といえます。
シトロエン OUTDOORのよくある質問
Q. シトロエン OUTDOORはどの車種に設定されますか?
C3、C3 Aircross、Amiの3車種に設定されます。C3とC3 AircrossはMAXより上位の最上位仕様、Amiは限定車として発表されました。
Q. C3 OUTDOORとC3 Aircross OUTDOORの違いは?
C3 OUTDOORは街中での取り回しを考えたフロントパーキングセンサーを備えます。C3 Aircross OUTDOORはルーフレールとLEDフォグランプを追加し、家族での移動や荷物の積載を重視した構成です。
Q. Ami OUTDOORの特徴は?
ドア付きのクローズドボディにサンルーフを組み合わせた、Amiで初めての仕様です。カーキグリーンの車体、白いスチールホイール、専用デカール、リアスポイラーを備えます。
Q. シトロエン OUTDOORの価格は?
C3、C3 Aircross、Amiとも、2026年9月22日の発表時点でOUTDOORの価格は未発表です。C3とC3 AircrossではMAXより上位に設定されます。
Q. シトロエン OUTDOORは日本で発売されますか?
2026年9月22日時点で、日本導入は発表されていません。C3とC3 Aircrossの現行モデルは日本販売済みですが、OUTDOORの設定は別途発表を待つ必要があります。





コメント