アルファ ロメオ Edizione Luna Rossa発表|価格 約683万円〜 ジュリアなど4車種

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaの4車種が海辺に並ぶ公式写真

アルファ ロメオは2026年9月24日、ジュニア(Junior)、トナーレ(Tonale)、ジュリア(Giulia)、ステルヴィオ(Stelvio)の4車種に特別仕様車「Edizione Luna Rossa」を発表しました。セーリングチーム「Luna Rossa」との協業を形にしたシリーズで、ジュニアとトナーレには3D Knitシート、ジュリアとステルヴィオにはカーボンや再生ナイロン素材を使い、同じ意匠を異なる仕立てで表現します。イタリアの開始価格は約683万〜1,324万円相当です。日本での発売と価格は、2026年9月25日時点で発表されていません。

車の概要:アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaとは?

Edizione Luna Rossaは、アルファ ロメオとイタリアのセーリングチーム「Luna Rossa」の協業から生まれた特別シリーズです。コンパクトSUVのジュニア、CセグメントSUVのトナーレ、スポーツセダンのジュリア、SUVのステルヴィオという4車種のラインアップ上位に設定され、欧州市場へ順次導入されます。

ベース車は、ジュニアが2024年、トナーレが2022年、ジュリアが2015年、ステルヴィオが2017年に登場しました。SUVのジュニア、トナーレ、ステルヴィオとスポーツセダンのジュリアは動力系も異なり、セーリングを着想源とする意匠をそれぞれの車に合わせて展開します。

イタリア仕様のパワートレインは次のとおりです。

車種パワートレイン変速機・駆動方式
ジュニア Ibrida1.2L直列3気筒ターボ、145PS6速eDCT、前輪駆動またはQ4四輪駆動
ジュニア Elettrica電気モーター115kW(156PS)、54kWhバッテリー自動変速機
トナーレ Plug-in Hybrid Q41.3L直列4気筒、270PS6速AT、Q4四輪駆動
トナーレ Hybrid1.5L直列4気筒、175PS7速TCT
トナーレ Diesel1.6L直列4気筒、130PS6速TCT
ジュリア/ステルヴィオ 2.2ターボディーゼル160PS8速AT、後輪駆動
ジュリア/ステルヴィオ 2.2ターボディーゼル210PS8速AT、Q4四輪駆動

協業は車の装飾にもとどまりません。アルファ ロメオは車両シミュレーションや動力学の知見をLuna Rossaに提供し、帆を動かすシステムの制御ソフトウェア開発にも携わっています。

アルファ ロメオ ジュリア Edizione Luna RossaとLuna Rossaチームメンバー

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaのエクステリアデザイン

ジュニア/トナーレ:グレーの外装と異なるホイール

ジュニアとトナーレは、Luna Rossaのチームが使う救命胴衣の色から着想したグレーを採用します。白と黒も選べ、ボディ側面の専用ライン、赤いアルファ ロメオのロゴ、グロスブラック仕上げのボディキットが共通です。ホイールはジュニアが18インチ、トナーレがこの仕様専用の20インチと、車種ごとに分かれます。トナーレは赤いブレーキキャリパーを備えたBrembo製スポーツブレーキも採用します。

ジュリア/ステルヴィオ:カーボンと赤いブレーキキャリパー

ジュリアとステルヴィオは白を標準色とし、黒とエトナレッドを選択できます。カーボン製のフロントバッジとミラーカバー、赤いロゴ、赤いブレーキキャリパーを備えます。ダークカラーのホイールはジュリアが19インチ、ステルヴィオが21インチです。ジュリアには専用のサイドスカートとスポイラーも付きます。

各ベース車の欧州公表値によるボディサイズは次のとおりです。グレードによって全高などに差があります。

  • ジュニアのボディサイズは、全長4,173mm、全幅1,781mm、全高1,532〜1,544mmです。
  • トナーレのボディサイズは、全長4,522mm、全幅1,841mm、全高1,601〜1,614mmです。
  • ジュリアのボディサイズは、全長4,643〜4,650mm、全幅1,860mm、全高1,411〜1,438mmです。
  • ステルヴィオのボディサイズは、全長4,687mm、全幅1,903mm、全高1,671mmです。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaのインテリアデザイン

ジュニア/トナーレ:3D Knitのシート

ジュニアとトナーレのシート表皮には、Stellantisで初めて採用する3D Knitを使います。連続した糸を一体的に編み、ライニングを1層にする構造で、素材の使用量と製造時の廃棄を減らす設計です。ジュニアはダッシュボードとセンタートンネルに帆の構造を思わせるグラフィックを配置し、トナーレは幾何学模様を映す新しいアンビエントライトを備えます。

両車ともAlfa Connectインフォテインメントを備え、10.25インチのタッチスクリーンにナビを内蔵します。Apple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレス接続でき、デジタルメーターはジュニアが10.25インチ、トナーレが12.3インチです。

共通装備はキーレスシステム、Passive Entry、電動格納式ドアミラー、ヒーテッドドアミラー、Alfa DNAセレクター、オートエアコンです。前席シートヒーター、電動調整式運転席(電動ランバーサポートとマッサージ機能付き)、ステアリングヒーター、エレクトロクロミックインナーミラーも標準で、パドルシフトはHybrid/Q4 Hybrid仕様に備わります。トナーレにはデュアルゾーン空調と空気質管理システムが加わります。両車にアルミ製スポーツペダルとアルミ製キックプレートを装備し、ジュニアはマルチカラーアンビエントライトも標準です。

ジュリア/ステルヴィオ:革、カーボン、再生ナイロン

ジュリアとステルヴィオは、モノトーンの室内にLuna Rossaのラインを入れたシートを組み合わせます。ダッシュボードやセンターコンソール、ドアにはカーボンの装飾を配し、革とECONYL生地を使います。ECONYL生地は100%再生素材で、海底から回収した漁網に由来するナイロンも一部に含まれます。

両車にはHarman Kardonのオーディオと電子制御サスペンションが標準装備されます。電動サンルーフはジュリアに標準、ステルヴィオにはオプションです。4車種で共通のセーリングの意匠を使いながら、シートや装飾の素材は2組で明確に分かれます。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaの安全性能・運転支援

ジュニアとトナーレには、先行車に合わせて速度と車間を調整するインテリジェント・アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動緊急ブレーキ、車線維持支援、標識認識、ドライバーの注意状態を監視する機能を標準装備します。

ジュニアにはさらに、死角監視、前後と側面のパーキングセンサー、進路を示すガイド線付きカメラが付きます。トナーレには前後のパーキングセンサーとガイド線付きカメラを備えます。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaの価格

イタリアでの開始価格はジュニアが約683万円(37,800ユーロ)、トナーレが約884万円(48,950ユーロ)です。ジュリアは約1,287万円(71,250ユーロ)、ステルヴィオは約1,324万円(73,350ユーロ)からとなります。

車種イタリア開始価格
ジュニア約683万円(37,800ユーロ)
トナーレ約884万円(48,950ユーロ)
ジュリア約1,287万円(71,250ユーロ)
ステルヴィオ約1,324万円(73,350ユーロ)

日本円は2026年9月24日公表のECB参照レート、1ユーロ=180.57円で換算し、1万円単位に四捨五入した参考値です。いずれもイタリアでの開始価格で、日本での販売価格ではありません。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaの発売時期

イタリアでは2026年9月25日に販売が始まります。ほかの欧州市場にも順次導入され、英国では12月1日から受注し、初回車両は2027年第1四半期に到着する予定です。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaは日本で発売されるか

2026年9月25日時点で、日本向けの発売日と価格は発表されていません。国内向けに発表されたトナーレの改良モデルと、今回の欧州向けEdizione Luna Rossaは市場も仕様も異なります。

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アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaを辛口評価

4車種を通した特別シリーズですが、シートの仕立ては2組に分かれます。3D Knitに引かれても、約1,287万円からのジュリアと約1,324万円からのステルヴィオでは革とECONYLを使った別の内装になります。車種を先に選ぶと、望む素材を選べない場合があります。

ステルヴィオはイタリア開始価格が4車種で最も高い約1,324万円ですが、電動サンルーフはオプションです。ジュリアでは標準となる装備だけに、上位車種なら一律に付くという見方はできません。加えて、日本向けの発売と価格はまだ決まっておらず、円換算額だけでは国内での購入判断はできません。

一方で、ジュニア/トナーレとジュリア/ステルヴィオではホイール径だけでなく、シートや室内の主素材も分けています。協業の意匠を、車種ごとの性格に合わせて仕立てた点は評価できます。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaのまとめ

Edizione Luna Rossaは、ジュニアとトナーレの3D Knit、ジュリアとステルヴィオのカーボンとECONYLという2つの仕立てで、Luna Rossaとの協業を4車種へ広げました。イタリア開始価格は約683万〜1,324万円相当です(ECB参考レート換算)。3D Knitのシートを選びたい人にはジュニア/トナーレ、革とECONYLを使った内装を重視する人にはジュリア/ステルヴィオが候補になります。

アルファ ロメオ Edizione Luna Rossaのよくある質問

Q. 4車種の価格はいくらですか?

イタリアでの開始価格はジュニアが約683万円(37,800ユーロ)、トナーレが約884万円(48,950ユーロ)、ジュリアが約1,287万円(71,250ユーロ)、ステルヴィオが約1,324万円(73,350ユーロ)です。円換算は2026年9月24日のECB参照レートによる参考値です。

Q. 日本でも発売されますか?

2026年9月25日時点で、日本での発売日と価格は発表されていません。イタリアでは9月25日に販売が始まり、英国では12月1日から受注を受け付けます。

Q. EVやプラグインハイブリッドはありますか?

イタリア仕様ではジュニアに54kWhバッテリーのElettrica、トナーレに270PSのPlug-in Hybrid Q4を設定します。ジュリアとステルヴィオのイタリア仕様は2.2Lターボディーゼルです。

Q. 10台限定のジュリア・クアドリフォリオ Luna Rossaと同じ車ですか?

10台限定のジュリア・クアドリフォリオ Luna Rossaは、すでに完売した別のモデルです。今回のEdizione Luna Rossaはジュニア、トナーレ、ジュリア、ステルヴィオに設定される特別シリーズです。

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