スバルは2026年7月30日、スバル BRZの改良モデルを発表しました。運転支援システム「アイサイト」に広角単眼カメラを加え、交差点での衝突回避支援の範囲を広げます。カメラは6速AT車を含む全グレードに採用され、6速MT車ではシフトレバーの構造も変更されました。価格は337万7000円からで、従来の同一仕様より一律5万5000円上がりました。どの仕様でも得られる安全装備の改良と、MT固有の変更を分けて見ていきます。

車の概要:スバル BRZとは?
スバル BRZは、水平対向エンジンをフロントに積み、後輪を駆動する2ドアスポーツクーペです。初代は2012年、現行の2代目は2021年7月に発表されました。現行型はトヨタとの共同開発車で、兄弟車のトヨタ GR86も2026年に改良されています。
| 項目 | 現行モデルの基本情報 |
|---|---|
| エンジン | FA24型・水平対向4気筒、総排気量2387cc |
| 最高出力・最大トルク | 235PS・250Nm |
| 駆動方式・変速機 | 後輪駆動、6速MT/6速AT |
| ボディサイズ | 全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm |
| 乗車定員 | 4人 |
| 価格帯 | 337万7000円~387万2000円(税込) |

スバル BRZの走行性能
今回、6速MT車のシフトレバー構造が変更されました。スバルはスーパー耐久シリーズへの参戦で得た知見を取り入れ、従来よりスムーズなシフト操作を可能にしたと説明しています。対象はR、S、STI Sportの6速MT車で、改良の中心は操作する部分にあります。

スバル BRZの安全性能・運転支援
改良後のアイサイトは、認識範囲を拡大したステレオカメラと広角単眼カメラを組み合わせます。スバルのMT車用アイサイトで広角単眼カメラを採用するのは初めてです。採用範囲は6速MT車と6速AT車を含むR、S、STI Sportの全グレードです。

このカメラ構成により、交差点での衝突回避支援の作動範囲を広げました。プリクラッシュブレーキは車両やバイク、歩行者、自転車などを認識し、衝突の危険がある場合に警告とブレーキ制御で回避を支援します。右左折中に歩行者が進路を横切る場面も対象です。作動には速度や天候などの条件があり、衝突回避を保証する機能ではありません。

スバル BRZの価格
今回のスバル BRZは、Rの6速MTが337万7000円からです。通常の3グレードにそれぞれ6速MTと6速ATを用意し、いずれも従来の同一仕様から5万5000円高くなりました。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| R | 2387cc水平対向4気筒・6速MT | 後輪駆動 | 337万7000円 |
| R | 2387cc水平対向4気筒・6速AT | 後輪駆動 | 341万円 |
| S | 2387cc水平対向4気筒・6速MT | 後輪駆動 | 356万4000円 |
| S | 2387cc水平対向4気筒・6速AT | 後輪駆動 | 359万7000円 |
| STI Sport | 2387cc水平対向4気筒・6速MT | 後輪駆動 | 383万9000円 |
| STI Sport | 2387cc水平対向4気筒・6速AT | 後輪駆動 | 387万2000円 |
Rは17インチホイールとファブリックシートを備える基本グレードです。Sは18インチホイール、ウルトラスエード/本革シート、前席シートヒーターを備えます。STI Sportは専用チューニングのダンパーやブラック/ボルドーのシートを採用する最上級グレードです。
アイキャッチと導入の走行写真に写るbrembo製ブレーキは、STI Sportに設定されるメーカー装着オプションです。標準装備ではありません。

ボディカラーは7色で、クリスタルホワイト・パールは3万3000円高、イグニッションレッドは5万5000円高です。表は税込のメーカー希望小売価格で、これらの色代や登録費用などは含みません。
スバル BRZの発売時期
改良モデルは日本国内向けとして発表され、2026年8月に発売されました。7月30日は発表日です。スバルの販売計画は月250台です。
スバル BRZを辛口評価
最も安いR(MT)は従来の332万2000円から337万7000円へ上がりました。値上げ幅はMT・ATを含む全6仕様で共通の5万5000円です。
MT車ではシフトレバー構造も改められましたが、AT車で今回の変更点となるのはアイサイトの機能強化です。変速機によって今回得られる走行面の改良が異なります。
STI Sportの6速MTはRの6速MTより46万2000円高く、専用ダンパーや内装に価格差の価値を感じるかが選ぶ軸です。一方、アイサイトの広角単眼カメラはRから採用されます。上級装備を必要としない人も、エントリーグレードで安全支援機能の改良を受けられる点はBRZの強みです。
スバル BRZのまとめ
2026年のスバル BRZは、全グレードで広角単眼カメラを採用し、6速MT車のシフトレバー構造を改めました。価格は従来の同一仕様より5万5000円高い337万7000円からです。安全装備を備えたFRスポーツカーを手頃なグレードから選びたい人はR、内装や足回りにもこだわる人はSやSTI Sportを検討しやすいでしょう。
スバル BRZのよくある質問
Q. 広角単眼カメラはMT車だけに付くのですか?
いいえ。今回の改良では6速MT車だけでなく、6速AT車を含む全グレードに採用されます。MT車用アイサイトでの採用がスバル初です。
Q. 6速MT車では何が変わりましたか?
スーパー耐久シリーズで得た知見を使い、シフトレバーの構造が変更されました。スバルは、よりスムーズなシフト操作を可能にしたと説明しています。
Q. 改良モデルの価格はいくらですか?
Rの6速MTが337万7000円、6速ATが341万円からです。SとSTI Sportを含む6仕様すべてが、従来の同一仕様より5万5000円高くなりました。
Q. 日本ではいつ発売されましたか?
日本国内向けの改良モデルとして、2026年8月に発売されました。2026年7月30日は発表日です。
BRZの記事






コメント