レクサスは2026年7月2日、コンパクトSUV「UX」のハイブリッドモデル「UX300h」に特別仕様車「Shining Essence(シャイニング・エッセンス)」を追加すると発表しました。新たなボディカラーやインテリアの加飾を追加設定し、日常のドライブをより華やかに彩る上質な一台に仕上げているとのことです。全国のレクサス店を通じて2026年9月1日から発売される予定です。

車の概要:レクサス UXとは?
レクサス UXは「Creative Urban Explorer」をコンセプトに掲げる、レクサスブランドの中で最もコンパクトなクロスオーバーSUVです。2018年11月にデビューし、以来モデルチェンジは行われずに年次改良を重ねてきており、今回の「Shining Essence」もフルモデルチェンジや現行世代(初代)のマイナーチェンジではなく、既存のUX300hをベースにした特別仕様車という位置づけです。2026年6月末時点で80以上の国・地域に展開され、累計販売台数は約40万台に達している息の長いモデルです。

レクサス UXのエクステリアデザイン
今回のShining Essenceでは、新色「SOU(蒼)」を加えた全8色のボディカラーが選べるようになりました。フロントのスピンドルグリルには落ち着いた輝きを放つマイルドなシルバー塗装が施され、新色SOUの持つブルーの陰影が際立つソリッドな表情を演出しています。

LEDヘッドランプの内部にはアルミ蒸着処理が加えられ、光を美しく反射させながら紫外線や外部からの衝撃による劣化を防ぎ、長期間にわたって美しい輝きを保つ工夫が施されています。フェンダーアーチモールはボディと同色に塗装され、足元には18インチのランフラットタイヤとプレミアムメタリック塗装のアルミホイールを組み合わせることで、UXならではの洗練されたスタイルをより際立たせています。
ボディサイズは、全長4,495mm、全幅1,840mm、全高1,540mmとなっています。




レクサス UXのインテリアデザイン
インテリアで最も注目したいのは、ドアスイッチとコンソールパネルに採用された「レイヤーグリッド加飾」で、これはレクサスとして初採用となる意匠です。段差を活かした立体的なグラフィックがモダンな質感を演出し、上質感をさらに高めています。

シートには本革のような手触りを持つ合成皮革「L tex」のパーフォレーション付きタイプを採用し、運転席・助手席にはベンチレーション機能とシートヒーターが標準装備されました。これにより、夏は蒸れを防ぎ、冬は暖かさを保つという、季節を問わず快適な着座環境が実現しています。メーターは12.3インチのTFT液晶式メーターを採用し、視認性の高いデジタル表示で運転情報を確認できます。






レクサス UXの走行性能
Shining Essenceのパワートレインは、2.0L直列4気筒エンジン(M20A-FXS型)にハイブリッドシステムを組み合わせた構成で、駆動方式は前輪駆動(2WD)とE-Four(電気式4輪駆動方式)のAWDが用意されています。トランスミッションは電気式無段変速機で、WLTCモード燃費は2WDが24.7km/L、AWDが23.4km/Lとなっており、コンパクトSUVらしい優れた燃費性能を備えています。

レクサス UXの安全性能・運転支援
先進運転支援機能としては、歩行者・自転車・自動二輪車を検知できるプリクラッシュセーフティや、アダプティブハイビームシステム、ロードサインアシスト、プロアクティブドライビングアシストが標準装備されています。また、床下まで透過して確認できるパノラミックビューモニター、挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付きのハンズフリーパワーバックドアも標準で備わっており、日常使いでの安心感と便利さを両立しています。
レクサス UXの価格
レクサス UX「Shining Essence」の価格は521万円からです。具体的には、駆動方式によって以下のように設定されています。
| グレード | 駆動方式 | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|
| UX300h Shining Essence | 2WD(FF) | 5,210,000円 |
| UX300h Shining Essence | AWD | 5,475,000円 |
参考として、UX300hの他グレードはversion Cが490.3万円から、F SPORTが534.1万円から、version Lが549.2万円からとなっており、Shining Essenceは装備内容を踏まえるとコストパフォーマンスの高い設定と言えそうです。
レクサス UXの発売時期
Shining Essenceは2026年9月1日に、全国のレクサス店を通じて発売される予定です。
レクサス UXは日本で発売されるか
すでに日本国内での発売が発表されており、全国のレクサス店で販売される予定です。今回のShining Essenceは海外向けではなく、日本市場向けの特別仕様車として設定されています。
レクサス UXをあえて辛口で評価します
レクサス UXをあえて辛口で評価します。今回のShining Essenceは新色や加飾の追加にとどまり、パワートレインや基本性能に変化がないため、既存ユーザーからすると「目新しさ」という点ではやや物足りなさを感じるかもしれません。また、UXは2018年の発売から一度もフルモデルチェンジを経験しておらず、次期型では2026〜2027年頃の登場が噂されている中で、今のタイミングでの特別仕様車追加は「モデル末期のテコ入れ」という印象を持つ人もいるでしょう。
レクサス UXのライバル車
コンパクトプレミアムSUVというカテゴリーでは、BMW X1やメルセデス・ベンツGLAクラス、アウディQ3などが競合として挙げられます。国内メーカーではボルボXC40なども同クラスの選択肢として比較検討されることが多い車種です。
レクサス UXの主要スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,495mm×1,840mm×1,540mm |
| ホイールベース | 2,640mm |
| エンジン | M20A-FXS型 直列4気筒 2.0L+ハイブリッドシステム |
| 駆動方式 | 前輪駆動/E-Four(AWD) |
| WLTCモード燃費 | 23.4〜24.7km/L |
| 乗車定員 | 5名 |
| 価格 | 521万円〜547.5万円(税込) |
まとめ
レクサス UX「Shining Essence」は、新色SOUやレイヤーグリッド加飾といった上質な意匠と、快適装備の標準化によって、既存のUX300hに新たな魅力を加えた特別仕様車です。フルモデルチェンジではないものの、価格に対する装備の充実度は高く、9月1日の発売が楽しみな一台と言えるでしょう。


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