SUBARUは2026年5月21日、6代目フォレスターの一部改良モデルを発表しました。1.8Lターボ車に新グレード「Touring」「Touring EX」を追加し、価格は385万円からです。これまでのSPORT系より手が届きやすいターボ車が加わりました。あわせて全車のスマートリヤビューミラー、対象グレードのワイヤレス充電器を改良し、ストロングハイブリッド車にはAC100V/1500W電源を標準装備します。TouringとTouring EXで何が違い、S:HEVとはどう選び分けるべきかを整理します。

車の概要:フォレスターとは?
フォレスターは、日常の移動からアウトドアまで使えるスバルの5人乗りSUVです。現行の6代目は2025年に日本仕様が発表されたモデルで、全車AWDを採用します。1.8L水平対向ターボと2.5Lストロングハイブリッド「S:HEV」を設定しています。今回の改良では、ターボ車のグレード選択肢と日常で使う装備が増えました。
| 現行フォレスターの基本 | 内容 |
|---|---|
| 乗車定員・駆動方式 | 5人・AWD |
| パワートレーン | 1.8Lターボ/2.5L S:HEV |
| WLTCモード燃費 | ターボ車13.6km/L、S:HEV車18.5〜19.1km/L |
| 価格帯 | 385万〜464万2000円 |

スバル フォレスターのエクステリアデザイン
新グレードのTouring系は、無塗装ブラックの前後バンパーガードとサイドクラッディングを採用します。SPORT系の加飾とは異なる、道具らしい見た目です。足元には225/55R18オールシーズンタイヤと、ダークメタリック塗装に切削光輝を組み合わせた18インチアルミホイールを装着します。


ボディサイズは全長4655mm、全幅1830mm、全高1730mmです。
スバル フォレスターのインテリアデザイン
TouringとTouring EXには、ブラックとグレー/プラチナの2種類の内装色があります。いずれもブルーステッチをあしらったファブリック/トリコットシートを採用します。ブラックは引き締まった印象、グレー/プラチナは明るい室内を好む人向けの選択肢です。写真はそれぞれインパネとシートの組み合わせを示しています。




Touring系は運転席のシートポジションメモリー、後席左右のシートヒーター、ETC2.0車載器キットを標準装備します。全車標準のスマートリヤビューミラーは今回の改良で画質が向上しました。ワイヤレス充電器の給電性能も強化しましたが、対象はPremium S:HEV EX、SPORT EX、SPORT EX Black Selectionの3グレードです。
S:HEV系では、AC100V/1500Wアクセサリーコンセントが標準装備になりました。屋外で電気製品を使う際にも役立つ装備です。利用できる機器や使用条件は取扱説明書に従ってください。
スバル フォレスターの安全性能・運転支援
TouringとTouring EXを分ける主な装備は、高速道路での運転を支援するアイサイトXです。Touring EXにはアイサイトX、12.3インチフル液晶メーター、アイサイトX用のアシストモニターが付きます。Touringは4.2インチ表示付きのルミネセントメーターを採用します。両車のターボエンジンとAWDは共通なので、EXを選ぶ理由は走行性能の差ではなく運転支援と表示装備です。
スバル フォレスターの価格
2026年改良後の価格はTouringの385万円からです。Touring EXは399万3000円で、差額は14万3000円です。現行の国内向けグレードを価格順に並べると、次のようになります。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Touring | 1.8Lターボ | AWD | 385万円 |
| Touring EX | 1.8Lターボ | AWD | 399万3000円 |
| SPORT EX | 1.8Lターボ | AWD | 419万1000円 |
| SPORT EX Black Selection | 1.8Lターボ | AWD | 430万1000円 |
| X-BREAK S:HEV | 2.5L S:HEV | AWD | 437万8000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | 2.5L S:HEV | AWD | 452万1000円 |
| Premium S:HEV EX | 2.5L S:HEV | AWD | 464万2000円 |
メーカー希望小売価格。2026年9月28日にスバル公式グレード一覧で確認しました。有料色やメーカーオプションは別料金です。
Touringは価格を抑えつつ後席シートヒーターなどを備えるターボ車です。Touring EXは14万3000円を加えてアイサイトXとフル液晶メーターを選ぶ仕様です。SPORT EXはウルトラスエード/合成皮革シートなど内装の質感を重視し、Black Selectionは内外装をダークトーンでまとめます。S:HEVのX-BREAK系は燃費とAC100V/1500W電源が魅力で、EXにはアイサイトXも付きます。Premium S:HEV EXはS:HEVの上級装備を求める人向けです。
グレードを選ぶ際は、諸費用を含む見積額も合わせて確認しておきましょう。今の車から乗り換える場合は、下取り・買取の比較も予算を考える材料になります。

スバル フォレスターの発売時期
今回の改良モデルは2026年5月21日に日本向けとして発表されました。TouringとTouring EXを含む各グレードは、現在スバルの国内公式サイトに掲載されています。
スバル フォレスターを辛口評価
最安のTouringにはアイサイトXが付きません。高速道路での運転支援を重視するなら、同じ1.8Lターボでも14万3000円高いTouring EXが必要です。また、今回給電性能が上がったワイヤレス充電器はTouring系には標準装備されず、対象は上位の3グレードに限られます。
燃費でも選択が分かれます。Touring系のWLTCモード燃費は13.6km/Lで、X-BREAK S:HEVの19.1km/Lとは5.5km/Lの差があります。一方、最も安いS:HEVでもTouringより52万8000円高く、購入価格と燃費のどちらを優先するかで判断が変わります。後席シートヒーターや運転席メモリー機能を385万円のTouringに標準で備えた点は評価できます。
スバル フォレスターのライバル車
トヨタ RAV4のAdventureハイブリッドは、E-Fourを備えて450万円、WLTCモード燃費は22.9km/Lです。フォレスターのX-BREAK S:HEV(437万8000円、19.1km/L)と近い価格帯で、燃費を重視するならRAV4が比較候補になります。
日産 エクストレイルのX e-4ORCEは、2列シートの4WDが438万9000円です。日産の環境仕様書に掲載された4WD車のWLTCモード燃費は仕様により17.9〜18.1km/Lです。フォレスターのX-BREAK S:HEVと価格が近く、電動駆動の走りを比べたい人には候補になります。車両価格を抑えて1.8LターボとAWDを選びたい人にはTouring系が合い、燃費を優先する人はRAV4とフォレスターのS:HEVを試乗して選ぶとよいでしょう。
スバル フォレスターのまとめ
2026年改良では、1.8Lターボに385万円からのTouring系が加わり、全車のスマートリヤビューミラーと一部グレードのワイヤレス充電器を改良しました。S:HEVにはAC100V/1500W電源も標準装備します。価格と実用装備のバランスを重視するならTouring、高速道路でアイサイトXを使いたいならTouring EX、燃費や車外での給電を重視するならS:HEVが選びやすい構成です。
スバル フォレスターのよくある質問
Q. フォレスターTouringとTouring EXの価格差は?
Touringは385万円、Touring EXは399万3000円で、差額は14万3000円です。Touring EXにはアイサイトXと12.3インチフル液晶メーターが付きます。
Q. 2026年改良モデルは日本で買えますか?
日本国内向けに発表されたモデルです。TouringとTouring EXを含め、スバルの国内公式サイトにグレードと価格が掲載されています。
Q. Touringにもワイヤレス充電器は標準装備されますか?
今回、給電性能を強化したワイヤレス充電器の標準装備対象はPremium S:HEV EX、SPORT EX、SPORT EX Black Selectionです。TouringとTouring EXは対象に含まれません。
Q. ターボ車とS:HEVはどちらを選ぶべきですか?
車両価格を優先するなら385万円からのターボ車、WLTCモード燃費やAC100V/1500W電源を重視するなら437万8000円からのS:HEVが比較の出発点です。いずれもAWDです。






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